Monthly Card 2014年4月

ALOHA!
桜が満開となりました。
私の職場の目の前に見える、目黒川沿いの桜も咲き誇っています。
私にとっては、職場が6月にクローズすることが決定したので、この眺めも今年が見納め。
来年からはのんびりと休日に散歩にでも来るようになるのかもしれませんね。
ちょっと寂しさを感じる半面、自分がどうなっていくのか楽しみな氣もしています。
今日から消費税も8%になり、なんだか新しい氣に満ち溢れているような感じもします。
そういえば、消費税って 3→5→8って増えてるわけですが、「358」って数字の並びはとてもパワフル…宇宙につながり、いろいろなものを呼んでくれるのです。
だから、あながち悪いことでは無くて、これもまた流れの一部なのかも。
経済のことよく判らんからかなりの無責任発言ではありますが…。
*詳しくは、小林正観さんの本に載ってますが、聖書のなかに358は聖なる数字という記述があったり、お釈迦様が悟りを開いたのが35歳と8ヶ月だったり、西遊記のメンバーが、3・沙悟浄、5・悟空、8・八戒だったり、徳川家でよく知られている将軍が、3代(家光)5代(綱吉)8代(吉宗)だったりね…。

桜で覆われた目黒川を上から

ってなわけで、今月のマナカードのメッセージですね。
「4月!このブログを読んでいただいている方にとって、どんな月になるの?」ってマナカードに尋ねてみたところ、出てきたのは「Pu’olo(プオロ)→uの上にカハコーはいります」のカードでした。
このプオロというのは、ハワイ語で「包み」をあらわしますが、カードとしては「解放」という意味が与えられています。
で、最近カードと仲良しになりたくて毎日引いている「禅タロット」にも尋ねてみたわけなんですが、出たのは「Letting Go(手放し)」
ま、当然同じ意味合いのものが出てしまうわけですよね。
根源からくみ取ってきているわけですから…
ってことで、もう終わったこと、自分のためにならないこととは「バイバイ」しちゃおう!ってわけなんです。
このプオロのカードには、洞窟の中でお腹のふくれた女性が、使者の骨を紐で編んだ包みに祈りを捧げている姿が描かれています。この包みにはスピリットが宿っています。
古いものが新しいものに道をゆずるときなんですよね。
この女の人は腹の中に何かを宿していますから、実はもう次の展開が始まりつつあるってことですよ。
死があって、はじめて生が成り立つっていうんですかね…
もう終わりにしたいのに終りにできない悪習慣や、腐れ縁のような人間関係とか、いつまでも離れない感情だとか…そういったものって自分の中で堂々巡りをしてしまうものなんですが、それって自分がそれに執着をしている場合も多いんですよね。
イヤだ~!と思っていても、それ自体が自分自身を守る道具とか、自分を自分だと証明してくれるアイテムみたいに自ら抱えてしまっている場合も多い。
このカードは、そこをしっかりと見つめて、しがみつくのはもうやめましょう!って教えてくれているのです。
でも、それを去らせるためには、チクッだったり、グサッだったり…人によって違いはでてくるでしょうが、悲しみとか、寂しさとかに直面しなければならないこともある。それでも、敢えて、受け容れて、見送りましょう~ということです。
今は重荷をおろして楽になって良いときなんですよ~。自分にだけ集中して大丈夫なんですよ~。
…と、カードは言っています。
その対象物が物事や習慣だったら、そんなに罪悪感なども起こらないかもしれませんが、それが対・ヒトとなると罪悪感も出てきてしまうかもしれませんね。
でもね、あなたが去ることで、その相手は自分自身のパワーを取り戻すということもあります。
人を助けているつもりが、その人の芽を摘んでしまっていて、結局助けられていたのは自分だったという場合も多いですから。
私も片思いだった人との関係によくこのカードが出ていて、その当時は意味が掴めなかったんですが、結局は彼の世話をやくことで自分が良い女であることをみんなに証明したかったみたいで、その人自身のことをよく考えてなかったし、心から彼という人間を理解しようともしていなかったし、本当の意味で彼のことを好きではなかったんだな~ということをあとで理解しました。愚かなことです、そりゃふられて当然さ!!
ということで、要らんものをクリアにしたら、きっとあなたの目の中のブラインドがササ~っとあがって、新しい世界が開けることと思いますよ。とくに4月は始まりの氣が蔓延する季節ですから、ここで一気に古いものを亡くしたら、新しいものがドドド~って入ってくると思います。何がやってくるか楽しみですね
しかも、どうやら「神様はおもしろがった人に味方する」性質をお持ちのようなんで、どんなことにも楽観的でいるようにしてくださいね。あとは、自分が自分で縛っていたものから解き放たれて、自分本来の力を発揮し始める方も多いと思いますから、どんどん弾けちゃってくださいね!
これ読んで、何か判らんな~と思ってる人は、要らないものを処分すること=お掃除から始めてみてください!
あ! 4/19(土)10時半~ 渋谷・シダックスカルチャーワークスさんで「はじめてのマナ・カード講座」やります。会員でなくても参加できますので、マナカードの世界に触れてみたい方は来てみてくださいね。詳しくは→http://www.cultureworks.net/culture/
最後まで読んでくれてありがとうございます。
4月もみんながニコニコ楽しく過ごせますように!

Monthly Card 2014年3月

ALOHA!
あっという間に過ぎ去った2月でした。
しかも2度の大雪に見舞われたり、電車の遅延なども多く、私にとっては、少しいつもとは違った景色を見る1か月となりましたが、皆さんはどんな1か月だったでしょうか?
先月のカードのテーマは「物語」。言葉の力を使って、意識を高めていこうというカード本来のテーマがあるのですが、私の場合は、どんなアクシデントがあろうとも、気持ちが落ちないように言葉の力を使って自分の意識をあげるように努めた1か月だったと思います。
でも、自信がない部分では、他人の好意に素直に応えることができずに、そんな自分を反省した1か月でもありました。大人になるのって難しいですね。
さて、今月はどんな感じになるのかとマナカードに尋ねてみたら出たのは「PAHU(パフ)」という太鼓のカード。
このパフというのは、フラを踊るときや大切な儀式の時に用いられる神聖な太鼓です。
カードには、池のほとりでパフを鳴らす女性(おそらくクムフラ)が描かれ、池にはサメが泳いでいます。その周りには、ハラやシダ、ココナッツなどが描かれています。
カードのテーマは「儀式・タイミング」となります。
マナカードのカードには番号がふられているのですが、その数字自体にはあまり意味をもたせていないと言われています。
ただ、カモワンタロットを勉強した私にとっては、このカードに13番という数字が充てられたことは偶然ではないと観じます。
「13番」というのはタロットでいうところの「死神」のカードにあたります。
これは大まかにいえば、今までな~んか不調だったものがガラッと様相を変わる、人生の変わり目・起死回生のチャンスを表します。
そして、マナカードで与えられたテーマは「タイミング」。しかも、とても神聖なものによって表されていますので、私がこのカードを見たときに今月のテーマとして浮かんだ言葉は…
「運命の出会い」 です。
友達なり、師なり、恋人なり、仕事なり、趣味なり…色々な出会いです。
でもね、だからといって、すっごいステキなことや特別なことが起きて、何かに出会うってことではないような気がします。
なかには、そんな人もいるのかもしれないのですが、この「運命の出会い」は、今すぐにそれと判らなくても、後になって「あ!あの時がそうだったのかも!」といったような、後から効いてくるパンチのような…交通事故の後遺症のような…(あ!例え悪い?)…そんな感じ…。
避けようもなく、もはや受け容れざるを得ないような…そんな感じってのかな…。
人間は自分の力や意識で変わろうと思えば変わることもできるのですが、これはそういう変化ではなく、他力本願ってことでもなく、自然の力っていうんかな~
「It’s Automatic~♪」ってな感じで、条件反射ですんなりそこに入っていけるような…そんなものに出会っていくタイミングが皆さんに訪れるのではないかと観じました。
ひょっとしたら、たまたま電車の中で聞こえてきた誰かの話だったり、本屋で立ち止まった場所で目に付いた本に触発されたり、誰かの何気ない言葉だったり…そんな他愛もないところから、自分にとって神聖な何かが産まれる…そんな感じです。
春はもうすぐですね。写真は、フリージア!3月1日の花でもあるそうです。花言葉は無邪気。
私はこのフリージアの花の香りと色が大好きなのですが、春の訪れをウキウキと感じながら3月は過ごしたいと思います。
皆さんも月、太陽、星、雨、風、花…など、春の訪れを思いっきり無邪気に楽しみながら1か月を過ごしてみてくださいね。そしたら、春にはもっともっと自然から愛されるあなたに育っているはずです。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
あなたの笑顔が輝く3月でありますように!
MAHALO☆白龍

Monthly Card 2014年2月

鶴岡八幡宮牡丹

ALOHA!!
みなさ~んお元気ですか?風邪などひいてませんか?
なんだか時間が過ぎるのが早くてびっくり。もう2月。
ってなわけで、今月はどんな感じなの?とマナカードに尋ねて出てきたカードは…
「’OLE (オレ)/ ほら貝」のカードです。
このカードには、中心にホラ貝を吹く、赤いマロ(ふんどし)姿の男性、満月と昴の七星、そして、ティと水・火が巻かれた男女の手が繋がれている絵が描かれています。
テーマは「物語」です。
今回私がこのカードを見たときに、気になったのは中心人物の顔の向き。
この人物は右に向かってホラ貝を吹いているのですが、アートセラピー的に見ると右というのは未来を表します。
ということで、未来に向かって新しい物語が始まることを意味します。
そして、男女の手が繋がれている!って…LOVEな予感満載じゃないですか。
しかも、今月は世間的に誰が誰を好きで…とか盛り上がっちゃう月じゃないですか!!
ここのところ、マナカードで占うと「ALOHA(愛)」がよく出ますし、他のカードでも「LOVE」が出るので、今、そういうことを真剣に考える時期に来ているのかもしれません。個人的なことでも公なことでも。
あと、とても気になったのが、火と水と男女の手。
ここで、私の解釈も加えながら、大好きな「数霊」(深田剛史さん)の世界に触れます。
男女それぞれの手に巻かれているように描かれている「火と水」は「火(か)+水(み)」で「神(かみ)」となります。
火と水が一緒になったもの⇒お湯 これにつかるのは皆さん大好きですよね。心地よい。
疲れ=憑かれ そして 穢れ=気枯れ も取り去りますから、やっぱりお湯は「かみ」なんですな。
温泉がたくさん湧き出る日本は、やっぱり神の国なんですね。。
それは、さておき
「火」の働きは「縦」に働きます。すなわち、両親や先祖の思いを知ることに始まります。
この働きに大きなわだかまりや歪み、憎しみ、恨みなどの負の感情があると目詰まりが起こります。
そして、水の働きは、「横」に働き、恋愛や友人、仕事などの人間関係となって現れます。
この両方の動きがスムーズに流れると生きやすくなります。
火の働きの中に詰まりがあると、水の働き自体にも詰まった状態として現象が現れます。
例でいうと、 男性が父を恨んだりしていると仕事や上司に恵まれなかったり、母を恨んでいると妻で苦労することになります。女性が父を嫌いだと夫で苦労します。また、母を嫌いだと友人や周囲とも表面だけの付き合いとなります。
現象として現れるのは「水の働き」が主ですが、原因は「火の働き」に起因することが多いようです。
だから、火の流れを澄んだきれいなものにしようと心掛ければ、水の流れもよくなり生きやすくなります。
こういった摂理を「火足りて、水極りて(ひだりて、みぎりて)」と言います。
つまり、左手、右手のことです。 
このカードに、男女の手が繋がれているということは、左手と右手が繋がれているということですよ。
父が火、母が水。
父からは精神を母からは肉体を授かる。
父性は厳しく教え導く縦のエネルギー、母性は共感し優しく寄りそう横のエネルギー。
この縦と横が交わるところに神=命=愛が宿るわけですわね。
だから、男性との問題があると身体の左側に不調が起こり、女性との問題は右側に不調が現れるのです。
ここでは、長くなるのでざっとしか書きませんが、よくお知りになりたい方は「数霊」という本をお読みください。近くの方であればお貸しします。これを書くために読み返したら、忘れていることがたくさんで私ももう一度読みたくなりました。
と、まえがきは長くなりましたが、じゃあ、今月はどうなのよ!っていうところですよね。
あらためて自分の育った環境や経てきた出来事を見直し、「心の詰まりをとろうよ!」ということです。
それをした上で「自分の未来を思い描いてみようよ!」ということなんですよ。
自分の未来を思い描くということは、自分の人生の設計図ですよね。
「自分がこれからどうなっていきたいのか、ポジティブな心と言葉で語ろうよ!」っていうことです。
もちろんネガティブなことを思ってしまったり、行動してしまったり、ついつい言ってしまうのは人間ですから否めません。そんな自分を責めることもないですよ。
でも、それに気づいたからには、ネガティブにはバイバイ!(バイバイって言うか、気持ちで切り離すだけでOKだよ)ポジティブに書き換えてしまいましょう。
自分がポジティブに動いたとしても、不安や逃れの気持ちから始めたことは長続きしないから、そこはちゃんと自分の気持ちがポジティブなのかネガティブなのか、どっちから発せられてるか見極めて新しい未来へ進んでくださいね。
自分の中にある言葉や感覚が健全で自分に力を与えてくれるように感じたら、どんどん前に進んでくださいね。
もし、そうでなければそのような状況になるまで待ってみても良いのかもしれません。いつ何時も遅すぎることはありません。だから焦らないでね!!
私は長いこと家族の問題で苦しめられてきたのですが、あるとき、祖父母や(特に自分が名乗っている姓の)ご先祖の墓参りに熱心に通いはじめ、大きな意味で祖先を祀る場所でもある日本各地の神社に「ありがとう」と言いに周り始めてから、人生が好転したような気がします。
それを続けることで、前からちゃんと守ってくれていたということが感覚で伝わってくるし、そういった場所に出かけると歓迎してくれるのが判るんですよ。そして、今は亡き両親からも応援してもらっている瞬間を観じます。
もし、どうしても誰かを恨んでしまったり、妬んでしまったり、という気持ちから離れられないときは、心からそう思えなくても、自分が今いる環境の中で毎日10個、「ありがとう」を言える理由を探し、「ありがとう」と書き留めると物事に感謝する気持ちが身についていきます。そうすると、それが広がって色々なことに感謝ができるようになり、ポジティブな自分に生まれ変わっていることを実感できる時がきます。
ということで、健やかな気持ちと言葉を心がければ、たくさんの和を繋げる1か月になりそうです。
右手と左手をつなぐ場所に愛=神は宿ります。それは、例え男女じゃなくてもね!(^^)
MAHALO☆白龍

Monthly Card 2014年1月

2014初日の出

ALOHA!!
今年の新年は新月で幕を開けましたね。
皆さんが自分の意志の力を使って、ますます変化・発展していく年になるような気配を感じています。
今月のカードの前に世の中的に、今年はどんな年になるのか?とマナカードに尋ねてみました。
出たカードは「’I’O(イオ)=本質」のカード。
このカードには、マウイ島にある聖地・イアオニードルが描かれ、そこに一筋の光、そして、イアオニードルに降りたとうとしている鷹、虹、木星が描かれています。
カードのテーマは「ミステリー」
つまり、どんな存在だとしても、「未来は予測不可能なのだ!」ということを、このカードは教えてくれてます。
ただ一つ確実なことは、全ての人が自分の「幸福」に向かって進んでいるのだということ。
だから、「なにが起こっても自分への信頼を保ち前進しましょう!」ということです。
決まってる人生なんてつまらんもんね。 今年も勇気と冒険心を奮い立たしていきましょ!!

くうねるカレンダー2014より

そして、今月のカードはといいますと…「LA’MAOMAO(ラーマオマオ)=風の女神」のカード
カードには、風の力を納めてあると言われていた「風のひょうたん」から出てきた風の女神とハラの木やコウという花が描かれています。
「償い」という言葉がテーマに与えられているので、えらく重い感じのテーマにも感じられるのですが…
このカードには、例え仕事や目標としていたことで失敗をしたとしても、そこで委縮して諦めてしまうのではなく、それを糧にして恐れることなくチャレンジし続けることが大切だというメッセージが込められています。
過ぎ去ってしまったことで得た苦い感情は気づくための経験ですから忘れてしまいましょう。
過去は過去です。
そして、未来のことも、何か起こる前から思い煩う必要はありません。
結果を確実にしようと焦ることも必要ありません。
大切なのは今。
「今この瞬間」をしなやかに、自分ができることに全力投球することが大切なのだということをこのカードは教えてくれています。
それでも今、自分が何をやりたいのかも判らない状況の人もいますよね。
そんな人は友達や家族からも取り残されているように感じていても、「あなた自身がそこでリラックスして、ただただ存在しているだけでも良いんだよ。」というメッセージだと受け取ってください。
この上の、クウネルちゃんのようにリラックス!
(ちなみに、2014年のくうねるカレンダーのテーマは「ひそかな楽しみ」)
風は私たちをその行く方向へ連れていってもくれるし、進めなくもするわけですが、
今まで無かったものを運んでくれるという性質もあることを思い出してください。
だから、自ら進んで何かをしていなくても、それに引け目を感じることはありません。
誰かの要望を受け容れることで、それが元となって自分の才能に気づくこともあるし、力が抜けた状態である人の状況を自分でも気づかぬうちに受け容れてあげることで才能を活かしている場合もあるのです。
変化していないようでいても、常に空気は動いている(=風は吹いている)わけだから、小さい変化が気づかぬうちに起きていたりするものです。
つまり、在るがままで居てOK!ということです。
最近、観じます。ほんとに人生って不思議。
色々、視点を変えてみることで、物事はたくさん変化していきます。
良い悪いは、その状況に応じて、自分がただ判断しているだけなんですよね。
あなたの風は今、どんな感じに吹いてますか?
それを考えると今月の自分の動きが見えてくるのではないでしょうか。
今月もたくさんの笑顔が輝きますように!

Monthly Card 2013年12月

ALOHA!
2013年もいよいよ最後の月となりましたね … はやい!
今日はカヌーの練習後、仲間達と葉山でノンビリ過ごすことが出来たのですが、その時の夕陽や富士山の美しさは格別でした。
そして、仲間達の純粋さにも心をうたれました。
今自分がいる環境に心の底から感謝です。

そして、マナカードからの12月のメッセージ!
「POHAKU」=石 のカードが現れました。
ハワイでは、石は人間関係を表します。
ということで、今月は人間関係が活発で賑やかで華やかな月となる様子です。
忘年会やクリスマスパーティーなど、積極的に参加していきましょう。
誘われたら行く! … とにかくこれが大切。
予想もつかない新しいところや新しい人に導かれる可能性があります。
知り合い少ないし…、面倒だし…、お金ないし…
といったエゴの声は今月は封印してくださいね~^^
また、このカードには「カウレオナナホア」というモロカイ島にあるパワーストーンが描かれているのですが、ここは子宝に恵まれない人々が祈願をしにくる場所なんですね。
ということは、ものごとを産み出すエネルギーを表しますので、自ら人間関係が活発になるような動きをすることも大切だと教えてくれています。
特に、悩み事や困っていることがある人は、しばらく連絡をとっていなかった旧友などに会ってみるのも良いでしょう。
自分が忘れていた自分を思い出させてくれ、それが新しい展開につなげてくれる可能性があります。
ヒトは他人との間のコミュニケーションで自分を知り人間になるそうです。
自分を知るために他人を知る…そのために生かされていると言っても過言ではありません。
良い自分を見つけたら素直に自分自身に感謝しましょう。
もし、イヤな自分を見つけたら、自分は大したことがないのだと許してあげましょう。自分を許せれば、どうしても許せなかった他人も許せるようになり、その状況や経験に感謝することができます。
感謝することができれば、次のステップに進めます。
残り少ない2013年、コミュニケーションを活発にして楽しく過ごしましょう。
最後まで読んでくれてありがとう!

海に落ちる幻の滝☆伊豆高原

夜明け

ALOHA!
朝晩、だいぶ冷え込んできましたね。
最近の朝の風景は、空全体で虹のグラデーションを見せてくれるので、起きるのがとても楽しみ。
写真だとなかなか上手く撮れないもんですね。
ここのところ本の整理をしたせいで、以前に読んだ本を読み返す機会に恵まれました。
その中で、リズ・ブルボーさんのこの言葉に再び心を打たれたので、ここに記しておきますね。
『悪い人はいません。傷ついた人がいるだけです。
傷ついて、どうすれば状況を変えられるか分からない人がいるだけなのです。』

この言葉に当てはまらない人は世の中には居ないんじゃないかな~。誰しも何かしらの傷は抱えているし、他人の何気ない言動に傷ついたり、知らぬうちに他人を傷つけていることもあります。でも、こう考えることで、他人を理解し、思いやる気持ちが育つのかな~なんて思いました。
私自身はとても弱い人間で、ついつい感謝や思いやりを忘れがちなので、何度か読み返して心に刻みたいと思います。

幻の滝(対島滝)

さて、先週末は、高校からの友人達と伊豆高原に旅行してきました。
本当は、初日には宇佐美の巣雲山を登り、伊豆高原で1泊する予定だったんだけれど雨で今回は断念。その分、ノンビリ旅となりました。
そのときに、立ち寄った風景を少しおすそ分けです。
写真からもパワーを感じていただけると思います。
城ヶ崎の吊橋は有名ですが、伊豆高原駅の近くにもう一つ橋立吊橋というものがあると聞いたので、帰りがけに寄ってみました。
その途中、伊豆高原駅から海のほうへ歩き、緑多い対島川(たじまがわ)沿いの遊歩道を歩いて海が見えてきたところに「幻の滝」の看板を発見!
大雨が降った時だけ出現する海に落ちる滝なのだそうです。
…ということは、昨日の雨は最終的には恵みの雨となり
見事な幻の滝→「対島滝」を観ることができました。

来宮神社大楠

大楠拡大

そして、熱海の近くにある来宮神社にも立ち寄りました。
この大楠は樹齢2000年以上とも言われています。
ずっとここに立ち続けてるんですよね。当たり前だけど。
自らは動かずして、その姿とスピリットを求めてみんなが集まり、人の気持ちを動かす存在
憧れるな~。
私は、何か気持ちが落ち着かない時にこのどっしりとした姿を観にたびたび寄らせて頂いています。
観るところによって色々な表情が観られるのも面白いよね。私は龍に見えるところがあって、そこが気に入ってます。
写真を観て、何か感じたことはありますか?
それが今のあなたの姿です。
良いことも、いっけん悪いと思われることも今の自分を受け容れてくださいね。
最後まで読んでくれてありがとう。
今日も笑顔の瞬間がたくさんありますように!

Monthly Card 2013年11月

2013.11.1の朝日

ALOHA!
澄んだ青空と空気が気持ちのよい季節になってきましたね。
今朝の朝日は真っ赤で、でも周囲は少し白んでいて、キレイなので思わずパチリとしてしまいました。
先月は「ナウパカ」=別離というテーマでしたが、自分に不要なものとしっかりお別れができましたか?
私は、古い領収書や名刺、手紙、手帳、洋服、本などを整理しました。
3年前に引っ越した際に、両親・兄・自分=4人の40年分の荷物を捨てたのでだいぶ身軽になり、「捨てるものは無いよ~。」なんて思っていたけれど、探せば出てくるものですね。その時にはときめいて見えたものが、時を経て全然輝かなくなる。その代わり、新たな輝きを放って戻ってくるものもありますね。
そして先月は、精神面、感情面でもワークを取り入れることで色々解放しました。おかげで、今まで怠けていたことや二の足を踏んでいたことなど、要らん気持ちを解放したことで、俄然やる気が出て、新たに着手したことなどもあります
解放には色々な方法がありますので、自分が好きな方法を探すと良いと思います。
根深い問題などについては、じっくり時間をかけてやったほうが良いしね。
でも、こんな感じでも簡単に出来ますよ~。
今、自分が感じてる感情(怒り、悲しみ等)を認めてあげる。(感情から目をそらさない)味わいつくす。その感情とお別れするかどうか決める。さよなら~!と天に向けてその感情を信頼して預ける。その感情が天に昇り、光が溶かしてくれるのを感じる。自分の気持が軽くなるまで繰り返す。感謝して終了
こんなことで、人間の気持ちが切り替わるのか!…と思われる方もいるかと思いますが、信ずるものは救われる。スッキリするから一度やってみてちょ。
結局、自分を不幸にしているのは、自分の感じ方だからさ!!
しかも、人間の感情などは、もともとここには存在せず、そういった「気」が流れているのを、その時、察知しちゃってるって言ってる人も居るわけ…なので、気持ちの悪い感情はどんどん流しちゃいましょう!→数年前に流行りましたよね…「右から来たものを左に受け流す」って! あれ!使えますよ!!
と、前置き長くなりすぎ!
さて、今月のカードですが…「LEI(花輪)」が飛び出てきました。
「LEI(レイ)」といえば、ハワイに行くと歓迎で肩にかけてくれる、あのお花や葉・貝などの輪っかのことですね。このレイは、人と人とのつながりを現したり、自分の最愛の人をレイに例えたりする慣わしがあります。面白いところで言うと、肩にかけるということで、「肩車」を「レイ」に例えたりもしますよ。
1枚、1枚の花や葉をつないでいくように、自分に関わる人ととのご縁をじっくり、ゆっくりと紡いでいくこと。
これが、今月のテーマとなります。

ユーカリの葉

これは職場近くの花屋さんで見かけたユーカリの葉なのですが、ハートっぽい形もあって、とても可愛いのです!きっと今月は、あなたのハートを震わせるような出会いがありますよ!!
それは、人との出会いかもしれないし、新たな才能やパワーでもあると思います。
そこで、ワンポイント!
人は生きていく中で、色々な選択肢に出会うと思います。突き詰めて考えれば、私達はいつも通りに過ごしているように思えても、選択の連続の中に居るわけです。普段、それを何気なく行っているわけですね。
でも、今月は、自分が毎日どのように選択をして生きているのかに少し注意を払って過ごして頂きたいのです。
「自分が何を大切にして生きているのか」
誘われたら断らない…をモットーにしている方もいらっしゃると思います。おそらく、そのような人はチャンスも多く手にしていらっしゃって、発展していく力も強いのだとは思います。だから、それはそれで、とても素晴らしいことだと思いますが…もし、それが自分の信念や自分の愛することを曲げてまでもすることであるのであれば、そこは1回考えることも必要だと思います。
「愛のある選択をすること」…「愛」と「愛情」は違います。 
ここをね、一緒にしていると人間ドラマが起きるのです。
韓国ドラマとか見てると「情」の強さ・深さゆえに混乱(=ドラマ)が起きるってのがよく判って面白いですよ。
自分の行動が「愛」なのか…。「愛情」なのか…。
その辺りをよく考えて行動してみるようにしてください。全ては自分に戻ってきます。
私も極力、人からの誘いは受けるようにはしていますが、自分の中になんらかのわだかまりがある場合は、やはり動きたくても動けません。内臓がとまったような感覚になります。情にほだされて、無理してるよ~って身体が教えてくれるのですね。ありがたい…
そういえば、今朝の通勤時間中に何かが自分の中にドクンと入り、しばらく身体の中で動いているのを感じました。あれは、何だったのだろうか??まだ判らないのだけれど、なんだか嬉しい予感のようなものがふっと沸いたので、しばらく様子を見てみようと思います。
どんな出会いも、自分が選択したものが現れただけなので、感謝して受け取ってくださいね。
あ、そうそう、毎朝行動を起こす前に「私はこの出会いに心から感謝します。」とハートに向かって語りかけてみてください。
そしたら、実り大きな出会いがたくさんあって、毎日ニコニコです。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
Mahalo!!

伊豆・大島のVoyagingで感じたこと

伴走艇から見た大島

ALOHA!
空気が澄んで気持ち良い季節となりましたね!
関東では、一昨日は大きなダブルレインボーが出て、たくさんの希望の7色の写真がFacebookをにぎわせていました。
マナカードで、虹が象徴するのは「変容」ですから、みんなが色々な学びを受け容れ変化していくさまを祝福しているのだと思われます。しかも伊勢神宮・内宮のご神体「八咫鏡(やたのかがみ)」を新しいお宮に移す日だったんだね…なんか意味があるよね!
さて、先月21日に 日帰りで伊豆・大島まで出かけてきました。4月からはじめたアウトリガーカヌーのオハナたちと一緒に、往復約120kmを約12時間で漕いできました。
「太古の時代と同じようにカヌーで島へ渡った先祖の道」
Hoe Va’a Voyaging Moku Nui(大島) 2013/9/21
何故海を渡るかといった理由については、アウトリガーカヌーの指導をしてくださっているDukeさんのブログをご覧ください。忘れていることを思い出させてくれます。⇒Click!
詳しい航海の内容はコチラをご覧ください。ちなみに今回レポートを書かせていただきました…感謝⇒Click!
そして、ここでお知らせ!
熱きスピリットの勇者達が小笠原・父島へのVoyagingやレースを目指して、日々精進し練習に励んでいます。
彼らの活動を応援するTシャツを販売しています。色を自分でカスタマイズできるし普通の応援Tシャツとは違って、とてもファッショナブルなのです。パドルがデザインされているのですが、ネイティブアメリカンに興味ある方は好きなデザインかも…私もさっそく購入いたしました。
ここを読めば志の高さを感じていただけるはずです。
みなさんも応援お願いします。Click!
ここまで読んでもらえるだけで全然OKなんだけど、大島に行ったことで私が感じたこともついでに読んでってね~。下の写真のあとにありま~す。

朝日の中を漕ぐ

「太古の時代と同じようにカヌーで島へ渡った先祖の道」
Hoe Va’a Voyaging Moku Nui(大島) 2013/9/21
詳しい航海の内容はコチラを⇒Click!

岡田港・龍王神社

今回は「Voyaging=航海」が目的なので、島内の散策はほとんどありませんでしたが、大島・岡田港近くの龍王神社に少しだけ立ち寄ることができました。
いつもの通り、ここに導いてくれたこと、そして生かしていただいていることへの感謝を告げます。
大島の自然は太古を思わせるような樹木と大地のエネルギーが渦巻いてます。
この神社のある場所、空気の密度っていうのかしら…が、とても濃いです。
大島の岡田の地域にはもう一つ八幡神社があるそうなんですが、その八幡神社の祭神が「源氏」なので、「平家」の神々が怒って災害を起こすので、ここに龍王神社が祀られたそうですよ。
そして、祭神に「安徳天皇」が祀られているという説もあるらしいっす。
亡き父から聞いた話だと私の祖先は「平家の武士」だったらしいので、大きな意味での「先祖=海を渡った先人」のスピリットを感じる旅として参加しましたが、思いがけなく自分と深く結びついた先祖を癒す旅にもなりました。平家はもともと海との繋がりが強いしね。
ずいぶん前に「長崎」に旅する予定が台風の影響で「広島」で飛行機を降ろされ、そこから訳も判らず、「下関の赤間神社」で平家の墓をお参りし、「安徳天皇」が入水したとされたところを見て、「関門トンネル(海の底)」を歩いて渡り~海の神様を祀る「宗像」「長崎」「佐世保」「島原」まで、天からコマを動かされているような巡礼の旅をしたことがあるのです…タロットで行き先を決めたり、山の中や神社の奥宮で裸足になってフラを踊ったりして。
その旅は、出発する前に「阿鼻叫喚」という言葉だけの夢を見て、原爆、隠れキリシタン、源平合戦などの戦いの爪あとを癒す思い出深い旅だったのだけれど…長くなるから、ここでやめよう。
瞑想したり酩酊すると何故だか?北条政子ちゃんが出てきたりもするし、なんだか、DNAとか魂の中に自分を平和に導くために、受け容れ、癒し、和解すべき何かがあるんだろうな。北条は伊豆の守で平家方だったのに、源氏と縁を結んでるしね。
だから、自分が旅するところや惹かれる場所は、やはり偶然ではないと思うのです。
なので、そこに行くことになったら、その場所のことを調べていくと更に心に響く出来事が起こるかもしれませんね。
私の苗字は「日本」という意味なので、それを知ってから日本のあらゆる場所に感謝を告げる旅を始めました。主に神社や巨石や遺跡などがある山の中ですが、20年前の大失恋をきっかけに願いごとは一切しない主義にしています。ただ、感謝を告げるのみ。そのおかげなのか、旅に行くごとに自分の源と深く強く繋がっていくのを感じていますし、いつも天候にも恵まれ歓迎されます。
不思議なことに、到着する前に雨が降って大地を洗って待ってくれていたり、雨が降っていてもお参りする間だけ晴れていたりするんですよ。そして、風が吹き、木々がよく来たね!と語りかけ、喜んでくれているのが判ります。道に迷えば鳥たちが案内してくれますし、蛇も行くべき方向を示してくれます。本当にありがたいことです。
秋は食べ物も美味しく、活動するにはとても良い時期なので、是非皆さんも自分の源とつながる旅に出かけてみてくださいね。
最後まで読んでくれてありがとう!今日もぴかぴかの笑顔で過ごしましょう!

Monthly Card 2013年10月

ビーチナウパカ

ALOHA!
すっかり秋らしい気候になってきましたね。
暑いのが苦手なので、毎年、夏が早く過ぎ去らないかと思って過ごしてきたのですが、4月からアウトリガーカヌーを始めたおかげで、夏の終わりに少し寂しさを感じている私です。
さて、今月はどんなことに心がけたらよいのかな?と、マナカードに尋ねてみたところ、出てきたのは
「ナウパカ」
写真の白い小さな花がナウパカです。
ワイキキビーチに咲いていたナウパカ(少し元気ないのだけれど…)を、たまたま写真におさめていたのです。
ナウパカは、普通のお花の形が半分になった姿をしているため、仲を引き裂かれた恋人たちの象徴として、ハワイでは何パターンかの伝説にもなっています。
ちなみに、この写真のものは海辺に咲くビーチナウパカ。 
山のほうに咲くマウンテンナウパカというものもあります。
このカードには、ビーチナウパカとマウンテンナウパカが描かれ、背中合わせに座った、やや悲しげな表情をしている男女が描かれています。そして、火と水も描かれています。
マナカードはポジティブなカードしか無いはずなのですが、これは「別離」という意味がついていて、友達や恋人との別れを予感している人にはテキメンに出てしまうカードなのです。
ま、別れは次のステップへの始まりですから、ポジティブなんですけどね!!
で、じゃあ、今月の意味合いとしてはどういうことなのかな?…ということで、カードを観た時に私の内側に浮かんだのは
「不健康な関係性のものから離れる」…と言う言葉でした。
いわゆる「断捨離」ってやつですかね。
ま、ダイレクトに言ってしまえば「不倫」なんて最たるものだったりして。
あとは、不健全に依存しあってる友達付き合いとか…。
あとは、依存しているもの…例えば、「アルコール」「煙草」「甘いもの」などなど
そして、不必要になっているし、それに頼っていたらダメだと自分では気付いているのに、離れられないもの、捨てられないもの…
そんなものと、思い切って離れてみようよ!…ということです。
世の中とはトリッキーなもので、「自分が他人を助けている」と信じて疑わない人がいるんですけれど…実は、他人を助けることで自分が救われていることに気がつかない人が多いんです。実は、これも依存。
私も実際そうでした…お恥ずかしながら。
人間同士が助け合うことは素晴らしいことです。でもね、他人のことに自分が関与しすぎることは、相手の人生の学びを「奪う」ことになってしまうんですね。
ある日、それに気がついたので、それまで尽くしてきた人達への援助を一切やめました。
突然冷たくなるから相手は驚きますし、ライオンの子供を谷から突き落とすようなことを、その年は3回ぐらいやりましたかね。傷つけてしまいましたが、お互いの為なんですよ。
自分も気分悪かったし、罪悪感みたいなものや、未練みたいなものもしばらく持っていましたが…おかげで徐々に付き合う人間も変化し、自分のスピリットに合った人達と知りあうキッカケも増え、随分人生が軽く明るく変化していきました。
つまり、自分が抱えるべき荷物でない荷物を、自ら進んで抱えてただけなんですよ。
ということで、今月は自分が必要なものと不要なものを見極めて、不要なものはどんどん捨てることをしていきましょう。
荷物の整理ならば部屋もすっきりするし、名刺やアドレスの整理とかなら人間関係を見直すのにお奨めですよ。あとは、ダイエットとかね!(あ!それは私か…)
ま、あえて、そんなことをしなくても、整理や精算を迫られるような出来事が起きる人もいるかもしれません。その場合は、嘆く前に、これは自分にとってどういうことか?考えてみると良いでしょう。
何か大きなことにチャレンジすることで、日々の煩わしさから離れて、一つ抜け出る…なんて人もいるかもしれませんね。
いずれにしても、幸せになるために私たちは生まれてきたわけだから、この学びをしっかりと受け容れていきましょう!
では、今月もあなたの笑顔がキラキラと輝きますように!!

●ホナウナウ(ハワイ島)2013.8.31

キイ

ハレ・オ・ケアヴェ

アフエナヘイアウ(コナ)

カプ制度があったころの「プウホヌア=逃れの地」でもある「ホナウナウ」
ハワイ島の観光写真にキイ(木造の神像)が海辺に立っている姿をよく見かけますが、その地です。
キイが23人のアリイ(酋長)の遺骨を納めた神殿ハレ・オ・ケアヴェを守っています。
ちなみに、ハレ・オ・ケアヴェの建物もキイも、復元されたものです。
祭壇なんかもちゃんと復元されてる…素晴らしい。
また、コナのキングカメハメハホテルの前の小さな入り江からレースのカヌー約150艇ほどが次々と船出していくのですが、そこにもハレ・オ・ケアヴェのレプリカと思われるものがありました。(調べたわけじゃないので定かではない)
*その後判ったこと⇒ここは「アフエナ・ヘイアウ」といって、カメハメハⅠ世が1819年に亡くなるまで晩年を過ごした場所なのだそうです。
ちなみにホナウナウには、コナの酋長だったケオウアのお気に入りの休憩所「ケアウオ・ストーン」なるものがあるようですが、このお方は、カメハメハ大王と敵対していたので、カメハメハ大王がハワイ統一を祈願した際に生け贄としてプウコハラ・ヘイアウに 捧げられたようです。(怖いわ~)

ヘイアウ付近の海

ヘイアウ遠くから

ヘイアウに向かう道

古代ハワイでは、カプを破った者たちのせいで神々が怒り、溶岩を流したり、津波を起こしたり、地震や飢饉などの災いをもたらし、罪の無い人々も巻き込まれると言う風に考えられていたそうです。そのため、簡単にはこの聖地に入る事ができないようにされていました。
この逃れの地・聖域の周りは王族や刑の執行者が住む区域なので陸から辿りつくには困難な場所。犯罪者は海を泳ぎ、北方からのみ、その場に入る事が許されていたそうですが、ここは黒い溶岩石が険しい海岸線なので、海から近づくことも容易ではありません。
広く開けた海の写真が、ホナウナウの海なんですが、これだけ視界が開けてると罪人が逃れてきても、すぐに見つかっちゃいますよね。
しかも、私たちのレースのゴールはこの海よりは少し入った入江でしたが、上陸時に溶岩やそこに張り着いたウニで怪我をするということで、アクアブーツを用意したほどだったので、当時の人はたぶん素足でしょ…上陸するのは厳しいよね。
でも、そんなこんなで、辿りついた犯罪者がこの地に入ると祭司は夜通しにわたる儀式をとり行い、無罪の申し渡しをしました。そして、赦しを得た犯罪者は家に戻り、再び普通の生活に戻る事ができたそうです。
また、戦争中は 老人、子供、女性そして病人はこの「逃れの地」に入れば安全だったそうです。また逃亡中の兵士もこの聖域に入ることによって救われたそうですよ。

カヌー小屋(ハラウ)

カヌー

ペアのホヌが住む入江

そして、ホナウナウには王族専用のカヌー船着場、カヌー小屋(ハラウ)、養魚池、公園で最古のヘイアウ(神殿)などもあります。
赤いふんどしをつけ、日本のミノのようなものを着た、「子泣き爺」のようなおじさんが守っているようでした。
この入江にはカップルのホヌが住んでいて保護されていました。

カメハメハ結婚の儀式?

黒ふんどしのカフナ

貴重なもの身につけてる

その入江で、カメハメハの儀式もちょうどやっていたのです。なんの儀式かはハッキリ判らなかったのですが、おそらく結婚の儀式のような気がします。
黒いふんどしとマントを身に付けたカフナ(色々な分野の専門家)が祈祷し、黄色いドレスと特別な人しか身に付けられなったイリマの花レイポウ(頭につけるレイ)、首には身分の高さを証明するニホ・パラオアを身にまとったワヒネ(女性)が海で清められ、王族カラーでもある赤と黄色の羽根マントと羽根ヘルメットを身に付けた、キングカメハメハがそれを迎え入れる…といった雰囲気に見えました。
カヒリ(鳥の羽根が棒の先にたくさんつけられたものー偉い人がここに居るぞ!という印です。)が何本も立ち、カメハメハを称えるフラカヒコも捧げられとりました。普通の戦士のヘルメットは植物の蔦(なんの植物かは以前調べたけど資料見つからず)を編んで作られたもので、カメハメハの羽根付きの立派なヘルメットとの差が観てとれます。

カメハメハのマント

カメハメハのヘルメット

ニホ・パラオ

これらは、キングカメハメハホテルの展示品です。
前のカメハメハと王妃の写真をよく見てみると、これらを身に付けています。
カメハメハのヘルメットとマントは羽根つき。
これを作るのに、鳥1羽から数枚しか羽根を取らずに作るため、非常に手間暇がかかる細かい作業になったそうです。
2人の首にかかっているのは、「ニホ・パラオ」
王族のみが着けることができたアクセサリー。
黒い部分は人間の髪の毛を編んだもの。中央の白い部分はクジラの骨や歯などから出来ています。先祖代々受け継がれてきたものだったり、戦いに敗れた者が勝者に譲るといったこともあったようです。
足のサンダルもティの葉などで編まれたものですね。
ホナウナウで観たもののレポートは以上です。
もう少しゆっくり観たかったホナウナウだったのだけれど、これでもかなり十分な情報を得られて、ハワイ文化を学び、伝えるものとしては大収穫でした。
スタート地点のコナのキングカメハメハホテルの展示物として観たものを、ゴールのホナウナウで実際に人間が身につけて動いている姿を観ることができた…というのも、なんか面白い展開でした。
レースに参加したことで、古代ハワイアンの想いとか、そういったものをリアルに感じることができて、これはますますハワイのことに本気を出すときが来たのかな~なんて観じてます。っていうか、ハワイ島に住みたい。9年ぐらい前に、あなたなら何処でも暮らせるとチャネラーに言われたけど、来年には今の仕事も終わる可能性大だし、ほんとに行っちゃおうかな…
最後まで読んでくれてありがとう!
PC用のページだからスマホの人は読みづらいよね…ごめんね。
ハワイ島のエネルギーがあなたに届きますように。