新月とマナカード2022年8月27日~9月25日

ALOHA!! 親愛なる魂の旅人たち

朝晩少しずつですが秋の風を感じる頃となりました。とはいえ、まだまだ暑い日が続いていますね。この数か月、実は惰性で生きているような抜け殻な感じの私だったのですが、ここ数日でなんとなくやる気が出てきたような感覚を得ています。

それでは、さっそくマナカードからのメッセージです。

’OLE(オレ)/ほら貝・物語

今月は「’OLE(オレ)/ほら貝」のカードが出てきてくれました。テーマは物語。

古代ハワイアンは自分たちの家系、歴史、文化を物語や詩、チャントなどで口承で伝えてきていたため、言葉に重きを置いていました。そして、言葉には世の中を動かすエネルギーがあるとも信じてきました。日本の言霊と同じ考えをもっていたのですね。

ハワイにはクムリポという天地創造のチャントがあり、ハワイアンの血筋を星や植物、動物と関連づけていて、進化を2つの時代に分けて描いているのですが、最初の時代はサンゴ、魚、鳥、ぶたなど古代ハワイに生息した爬虫類や哺乳類などの誕生、次の時代には人の誕生が描かれています。

ちなみに余談なのですが、神道における数字は地球創生の順序を現わすそうです。(ひょっとしたら一部の解釈かもしれませんが、)これもなんとなく、ハワイと日本、似ている感じがします。

1、2、3、4、5、6、7、8、9、10
ひ、ふ、み、よ、い、む、な、や、こ、と
日(霊)、風、水、土、草、虫、魚、鳥、獣、人

さて、このカードが出たときは、言葉のもつパワーがいかに強いかということを意識してね!というメッセージになります。

だから、下のようなリーディングにはなります。
*ポジティブな言葉を使うようにこころがけましょう。
*自分が知らず知らずに使っているネガティブな言葉に注意してみましょう。
*もし、自分がネガティブな言葉を使ってしまったら、その場で「キャンセル」と言って取り消すことも可能です。

ですが、実はこれだけでは足りない時もあります。

ネガティブな言葉を発するよりはポジティブな言葉を心がけたほうがもちろん良いのですけれど、言葉がいくらポジティブでも、そこに乗っているエネルギーがポジティブなものでなければ、いくらポジティブな言葉を発したとてしてもポジティブな状況だとは言えないのです。 

言葉を発する前の意識がとても大切

自分が感じてる今この瞬間の意識を変えると自ずと未来が変わります。
あなたのその意識で、その語る言葉で、あなたの未来も現在も過去も作られているのだということを自覚して過ごしてみてください。

あなたのやりたいことはなんですか?
やりたいことは判らなくても、あなたはいつもどのような状態の自分で在りたいですか?
(優しい人で在りたい?楽しい人で在りたい?思いやりある人で在りたい?など、、)

そんなことを、お友達やご家族などに話してみたり、自分で一度紙に書いてみるもの良いでしょう。

自分のやりたいこと、言いたいことに素直になり、それに責任を持って行動することがとても重要になってくるこの時期となります。

そして、これを読んでしまっているということは、もうやることになっているってことなんじゃないかな~(笑)
有言実行で、あなたの道をぐんぐん歩んでいってくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
この新月の期間もあなたがたくさんの笑顔に囲まれるようお祈りしています。

Listen always for the answers to questions you have never asked.
いまだ尋ねたことなき質問の答えに常に耳を傾けよ。
(日々是布哇-アロハ・スピリットを伝える言葉より・8月27日の言葉)

MAHALO☆白龍

岡本太郎さんがやっぱり好き!心に響く言葉


技術の進歩が人間を豊かにする、幸せにする
なんていうことがあるはずないだろう。
本当に未来のことを考えるなら、
自分のいちばん根っこにあるものは何か。
人間の根源にあるものは何か。
そういうものこそ考えるべきだ。


ALOHA!! 親愛なる魂の旅人たち

今日は上の言葉を伝えてたくて、これを書いています。

「歴史探偵」(NHK)という番組で岡本太郎さんの太陽の塔にまつわるお話を放映していて、その中で南青山にある岡本太郎記念館・館長の平野さんが教えてくれた太郎さんが生前に言っていたという言葉。

「岡本太郎やっぱり好きだな~。本質をついてるな~」と思わずメモをしてしまった私です。

太陽の塔は、万博の価値観に対するアンチテーゼとして作られました。もともと作る予定もなかったものを作ってしまった。丹下健三さんがデザインした大屋根を突き破るカタチで(丹下さんは快くそれを受け容れたそうです、この丹下さんとのエピソードもしびれます。)。そして、当時万博のすべての建物は開催後に取り壊すという契約がされていたそうですが、万博後に全てが取り壊されたのにこの塔だけが残されたのは地元の子供たちの要望のおかげだったそうです。

ただ、太郎さん自身は
「芸術はありがたがるものではなく道端の石と一緒。」
という考え方だったらしく、自分の作品に執着をしていなかったので、取り壊すことには反対はしていなかった。この言葉もしびれる。

一度だけ、太郎さんが万博後に太陽の塔を訪れたそうです。その際に一緒に居た方が
「万博や大屋根がなくなって、この太陽の塔は何と対峙しているのか?(万博のアンチテーゼだったから)」と尋ねたそうなんですが、

太郎さんは「宇宙」と答えたそうです。

あ~なんて大きいんだろう!しびれっぱなし(笑)

私は岡本太郎さんの作品が大好きで、作品を見に行ったり、本を読んだり、かの子さん(お母さま)の本を読んだり、一平さん(お父様)の作品を鑑賞しに行ったり、敏子さん(秘書さん)のお話を聞きに行ったりしていた時期もあったので、番組であらためてその世界に触れる機会をいただき、また作品を観に行きたくなりました。

太陽の塔

最後まで読んでくださり感謝です。
あなたの笑顔がキラキラ輝きますように!

MAHALO☆白龍




新月とマナカード2022年7月29日~8月26日

ALOHA!! 親愛なる魂の旅人たち

暑い日が続いていますね。水分補給してますか?私はこのところ、とても眠くて眠くて、ことあるごとにベッドの上でゴロンとして身体を休ませています。風が通る日はマンションの上階なので昼間でも冷房をかけずに涼やかに眠れるので、ついつい10分のつもりが40分とゴロゴロしているのがとても気持ちが良くて、以前はそんな自分に罪悪感もあったりしたのですが、最近はそんな時期もあるだろうと若干開き直ってもいます。

それでは、マナカードからのメッセージです。

MENEHUNE(メネフネ)・小人

今月は「MENEHUNE(メネフネ)/小人」のカードが出てきてくれました。テーマは持続。
このカードに描かれているメネフネさんとは、伝説の小人(妖精)さん。

『夜に「これをやっておいてお願い!」とメネフネの好物のバナナやエビを備えておくと、眠っている間にメネフネがお願いしたことをやっておいてくれる。』

と、ちょっと都合のよいメルヘンの世界のようにも語られていますが、タヒチから戦いに敗れて移ってきた最初のハワイの住人という説や貧しい人達だったという説もあり、メネフネには伝説や実話として色々な説があるようです。でも断然、小人(妖精)説が楽しくて私は好き。

たくさんの植物が生息するヒーリングアイランド・カウアイ島には、このメネフネさんたちが作ったといわれているフィッシュポンド(養魚池)があります。メネフネが作ったといわれるところはカウアイ島以外にももちろんあります。

夜中のうちに、この絵のように小人さんたちがコツコツと石を積み上げている姿を想像するだけで、ワクワクした気持ちになりませんか?私は「継続」とか「持続」とか言う言葉を耳にすると、自分の内側に居るメネフネがせっせと働いている姿が浮かんで楽しい気分になります。私自身が比較的物事を継続することが得意なのは、自分の内側に積み上げられていくものを架空でも実感できるからなのかもしれません。とはいえ、私の場合はある時を境に急に物事が強制終了となることが割と多いのですが、、、ま、それは置いといて、

今月始めたことや、今月に出会った人との関係性は長いお付き合いになりそうです。

お互いに必要なときに助けを求め合うことができるバランスのとれた関係性を築ける間柄。そのためには近視眼的にならずに、少し後ろに下がって物事を観ることも必要になってきそうです。やはり続ける努力も大切だということですね。

そして、このカードにはもう一つカウアイ島の山間でみることのできるハワイ固有種の木「モキハナ」の実で作られたレイも描かれています。モキハナは香りが高く、紫色の花を咲かせます。

このモキハナはとても稀少な存在なのです。

今月出逢う人の中から一緒に何かを作り上げていく仲間もできるかも。その人は、あなたにとって、かけがえのない相手になりそうなそんな予感がします。

または、そんな仲間を呼ぶようなかけがえのない物事をあなたは見つけます。

このモキハナの実は明るいグリーンから紫色に変化していくのが特徴で、摘み立ての時は強い刺激があるそうなんですよ。

だから、ひょっとしたら、その出会いはあなたに強烈な印象を残すのかも。それが、ご自分の中でどんどん色味が変化して面白いものを作り上げていくのかもしれません。

だから、

気になったらとりあえず、やってみる。
気になったらとりあえず、やってみる。
気になったらとりあえず、やってみる。
(大切なことなので3回言いました。)

この繰り返し、このコツコツが、この持続が、大きなあなたのフィッシュポンドを作り上げていくのだろうな~と想います。

この新月の期間もあなたがたくさんの笑顔に囲まれるようお祈りしています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

My heart’s wings give flight to my dreams.
夢はこころの翼をつかって空を飛ぶ
(日々是布哇-アロハ・スピリットを伝える言葉より・7月29日の言葉)

MAHALO☆白龍

君の名前で僕を呼んで~美しい映画を観ました

ALOHA!
最近とても印象深い映画を観たのでご紹介しますね。

憧れのとても美しい人が好きだと言っていた映画。
映画のタイトルに魅力を感じて観てみたのですが、
美しい人が勧める映画も、やはり美しかったのです。

「君の名前で僕を呼んで」

原作はアンドレ・アシマンの同名小説らしいです。

ネタバレになるので、ここでは詳しくは書きませんが、
ザックリ説明すると17歳の少年と24歳の青年が恋に落ちる話です。
若い頃、友達とワクワクしながら観に行った「モーリス」を思い出しました。

登場人物も景色もとても美しく、性的描写もあるのですが、なんだか微笑ましさすら感じてしまう。これは私がすっかり大人になってしまったからなのか?

私がこの映画を観て感じたことは、

同性愛として描かれつつも、これって誰にでも起こり得る出来事なのかな~ということでした。

というのも、映画自体は1983年頃のことを描いているので、まだまだ世間一般では同性愛については大きな声では名乗り出られない時代なんですけど、17歳の少年のご両親は2人の関係を知っていて、理解を示している場面もあるからなんです。

よく不倫だと、「好きになってしまった人にたまたま奥さんが居た」なんてことを言ったりするじゃないですか、

同性愛も「好きになってしまった人がたまたま自分と同じ性だった。」ってだけなんじゃないかな~。

同性愛とか異性愛とか、そんなふうに分ける世界は終わって、「人間愛」の時代になっていくのかもしれないな~。

そんなふうに想ったのでした。

そして、題名にもなっている「愛する人を自分の名前で呼ぶ」ということの意味。
その場面はとても官能的でした。求めているものは愛する者との一体感なのかな。。。

世間に理解されないというせつなさがあるからこそ、物語がさらに美しさを増していたりもするのですが、

「時代がもう少し後だったら、、、。好きなものは好きと表立って言える世界がもうすぐ来るんだよ~。」と主人公達に教えてあげたい。

映画は小説の一部分だけらしく、この映画の中では語られていないことも多いので、小説が読みたくてよみたくてたまらない私。

映画はアマゾンプライムやアップルTVなどで視聴できますので、ご興味ありましたら是非、甘美な世界を堪能してみてはいかがでしょうか?

最後まで読んでくださり感謝です。
あなたの笑顔がキラキラ輝きますように!

MAHALO☆白龍






俣野別邸庭園~湘南のおすすめスポット

ALOHA!どこかに出かけたいけれど、湘南エリアでどこかのんびりできる場所ないかしら?海以外で、、、なんて考えている方はいらっしゃいませんか?

生まれた時から茅ケ崎・藤沢(湘南エリア)に住んでいる私なのですが、日曜日にすてきな場所を発見したのでご紹介します。知っている人もたぶん居るのだろうけれど、近場にこんなに素敵な場所があったのをお恥ずかしながら、私は今までまったく知らなかったのです。

カップルでもお子さん連れでも、もちろん一人でも楽しめる、広々として、のんびりできる空間。とても気持ちの良い場所なのですよ。

それが「俣野別邸庭園」。

住所としては横浜市になりますが、ほぼ藤沢市のような場所にあります。

とにかく俣野別邸の2階からの眺めが素晴らしく、建物は1度主要部分が焼失してしまったらしいのですが、現在の建物は昭和14年に建築された和洋折衷住宅を復元したものなのだとか。

スコーンと景色が抜けて丹沢や富士山が見えて(写真は富士山が見えてないんだけれど)、建物もとてもモダンで素敵なんです。古い洋館って、なんだかその当時、それを建てた人間の夢が詰まっている感じがしてロマンを感じます。部屋にくくりつけのソファから窓を見ると絵画を見ているような風景も見られるんです。

俣野別邸2階からの眺め(本当は富士山が見えるはず)下のチケットの写真参照       

邸内にはカフェもあるので、建物の中で庭を眺めながら、のんびりと過ごすこともできます。

庭園もとても広くてゆっくりお散歩もできます。芝生の広場やたくさんのお花も咲いているので、春とか秋にのんびりと来ると楽しいだろうな~。ちょっと今のシーズンでは芝生の広場は暑すぎるんですけどね。それでも、木々が生い茂った小径を歩いているときは風も心地よく抜けて、とても涼しかったんです。男の子が大好きなあの夏の生き物もたくさん居ました。(おそらく近隣の子供たちが採りにくると思うので、ここにはハッキリとは書かないでおこうと思います。)

私は蝶に会えてうれしかった!

歴史的建造物と自然に触れ合える素敵な場所の発見がとても嬉しい日曜午後のひとときとなりました。気になったらぜひ出かけてみてくださいね。

庭園は無料ですが、俣野別邸の見学は有料となります。駐車場あり(確か500円でした/2022/7/24時点)


最後まで読んでくださり感謝です。
あなたの笑顔がきらきら輝きますように!

MAHALO☆白龍

新月とマナカード2022年6月29日~7月28日

ALOHA! 暑い日が続いています。
梅雨あけた?梅雨あけたのでしょうか?ハワイの叡智を学ぶようになって、だいぶ暑いのは慣れてきたのですが、実はあまり暑いのが得意でない私。まあ、でもこのタイミングでせっかく地球に居るのだから、この暑さも味わって楽しんでみようかと思います。

それでは、さっそくこの蟹座の新月期間のマナカードのメッセージを見ていきましょう。

ANUENUE(アーヌエヌエ)・虹 / 変容

ANUENUE(アーヌエヌエ)はハワイ語で虹。 テーマは変容を表します。
このカードには、水と虹の神様の彫像が真ん中に描かれ、その周りには虹を始め、たくさんの自然現象が描かれています。火や青い海、天の川、雲、その中には少し雨も含まれ、太陽も見えます。

そして、虹が現れるには、たくさんの自然現象が重なりますよね?
青い空が黒い厚い雲に覆われたかと思うとザっと雨が降り、雨が止んだところに太陽がさして虹ができます。たくさんの要素が起きて虹は現れます。

与えられたテーマは変容。この変容は表立った変化とは少し違います。
どちらかというと、自分の内側での心境の変化、、それが今ここに現れている変容です。

ご自分の中で多角的に物事を見つめていくことで、一つの問題も前とは違った見方ができるようになります。もし、いま何かに迷っていたり、問題が起きているのであれば視野を広げてみるのも良いでしょう。 いつもの友達ではなく、今まで関わったことのないような人達の意見を聞いてみるのも良いでしょう。新たな解決策や思いもよらなかった方向性が見いだせる時があります。

今までの自分の枠を外して行動をしてみる。そして、その上で自分がどうしていきたいのか、自分の内側をゆっくりと観察してみる。丁寧に丁寧に自分と対話をしていく。そして、その対話がすっかりあなたという人間を変えてしまう可能性もあるという、ちょっとミラクルなタイミングがこの期間でもあります。

光も闇も大切な自分を構成するエネルギー。否定せず、受け容れてみてくださいね。
そして、あなた本来の虹が光輝きますように!

ちなみに、この真ん中に描かれている水と虹の神様の彫像は、オアフ島にあるビショップミュージアムで観ることができます。ハワイに行く機会があれば、是非この彫像さんに会いに行ってみてください。

この新月もたくさんの笑顔に囲まれるようお祈りしています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

The mountains stand like sentinels above by valley.
我が谷のうえに番人のごとくそびゆる山々よ。
(日々是布哇-アロハ・スピリットを伝える言葉より・6月29日の言葉)

MAHALO☆白龍


新月とマナカード2022年5月30日~6月28日

ALOHA!
新月の本日なんだかとても暑いです。急に夏にでもなったかのような暑さ。汗をだらだら搔きながら仕事をしているので、本格的な夏がきたらどうなることやら。今年は暑い夏になるんでしょうかね?あまり先のことを考えても仕方がないけれども。

先日の満月あたりからなんだかとても眠くて、仕事の合間にすきを狙って眠ったりしています。休日も出かける用事がないときは、ある程度の用事を済ませたら、ほとんど眠っている感じで、それでも夜もぐっすり眠れるしで、ちょっと自分に危機感を感じるこの頃です。でも、私は眠ることで宇宙に繋がって情報を得ているような気もするので、今は必要な情報をたくさんもらいに行っているのかもしれないな~なんて考えてもいます。これから、忙しくなるのかもしれません。

では、新月のマナカードのメッセージを見ていきましょう!

MANO(マノー)・サメ/リーダーシップ

MANO(マノー)はハワイ語でサメ。力強いカードが出てきてくれました。
ハワイにはアウマクアという守護神(祖先の神)の存在があります。家族や個人を護ってくれているもので、サメや亀、フクロウなどの動物や植物、自然現象など様々なアウマクアが居ます。
そのアウマクアの中でも最強なのがマノー=サメのアウマクア。古代ハワイアンは自分のアウマクアが最強のものになるよう、亡くなった人の遺体をサメに捧げたりもしていました。

私がカヌーを漕ぎにハワイに行った際には、カヌーから海に飛び込んで遊んだ場所の近くで、翌々日ぐらいにサーファーがマノーに襲われるという出来事がありました。その話を聞いてぞっとしましたが、お邪魔しているのは人間のほうでもあるので、自然と向き合うということはそういうリスクもあるのだな~と改めて感じる出来事でもありました。
サメは自然そのもので、恐れるべき存在でもあり、崇められる存在でもあるわけです。

このカードのテーマは、リーダーシップと欲望

自分自身のリーダーは自分なので、自由に泳ぎ回るサメのように、他人を気にすることなく自分の素直な気持ちに従って行動することが求められているときです。

「~~がしたい!」と感じたら即実行すること!もしそのあとに、「でも、~だから」という「でも」という言葉が出てきたら、それはあえて無視して、最初の「~がしたい!」という魂の声だけに従って行動を起こしてみてください。

とはいえ、無理することもありませんので、自分ができる範囲で実行してみることをお勧めします。小さな自分の欲望を満たしてあげることがとても大切なんです。

また、失敗を恐れる必要もありません。
そうそう、そういえば、「感情も老いる」という話を聞きました。
脳の加齢というのは前頭葉から始まっていき、その前頭葉というのは「感情、意欲、創造性」を司るらしいです。前頭葉が衰えていくと、柔軟性がなくなり、頑固になり、意欲が湧かなくなっていくのだとか。

だから、初めてやることを増やしてみたり、挑戦して失敗してみることも大切らしいのです。年を重ねるとある程度のことは予測ができてしまうのですが、あまり話したことがない人と話してみたり、知らない場所に行ってみたりすることは予測がつかないことが起きるので脳細胞が活性化するらしいのです。なので、脳を活性化するためにも、楽しそう!って感じたこと、たくさんチャレンジしてみてくださいね。些細なことで構わないようですよ。

また、人によっては情熱的な恋に突入していく人もいそうです。
恋することも女性ホルモンの分泌が増えるので前頭葉の老いに歯止めをかけるそうですよ。
何故だか、サメから脳(前頭葉)の話になってしまいました。

この新月も、新しいこと、楽しいことに積極的に関わっていく期間にしてみてくださいね。
あなたがたくさんの笑顔に囲まれるようお祈りしています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

We are all voyagers in life’s ocean.
われわれはみな人生という大海原の航海者
(日々是布哇-アロハ・スピリットを伝える言葉より・5月30日の言葉)

MAHALO☆白龍


新月とマナカード2022年5月1日~5月29日

ALOHA!!
雨の新月。5月1日はハワイではレイデーといってハワイ文化の象徴でもあるレイ(花の首飾り)をお祝いする日でもあります。

ハワイの空港でWelcomeの意味をこめてお花や貝、木の実のレイを首にかけてもらった人も多いと思いますが、ハワイアンは人をお迎えしたり、お誕生日や記念日に親愛の意味を込めてレイを贈ります。レイは「愛する人」を意味することもあり、夫、妻、恋人や子供などを「私のレイ」と表現したりもします。お別れの時にレイを切って渡されたという切ない話も聞いた覚えがあります。また、長いへその緒を連想させるため、お腹の中の赤ちゃんがへその緒に絡まらないように妊婦さんにはあえて輪になっていないオープンレイをかけてあげます。
こんなところ、ハワイの文化はとても心こまやかだな~と感じます。

私にとってこの期間は、大切な両親とお別れをした期間でもあります。2人とも5月に亡くなりました。どんだけ仲良しなのか!

先日、コロナが少しおさまってきたので、老人ホームからようやく面会の許可がおり、何年かぶりに95歳の伯母、そして近所に住む96歳になる伯母に会ってきました。その90歳越えの伯母達がそれはもう、とてもとても元気で肌艶も良く、声も高らかで、支えもなくすたすた歩いているのを見て逆に度肝を抜かれてしまいました。そして、クリスタルボウルを奏でてあげたら、とても喜んでくれて伯母達に私自身がとても元気をもらった出来事となりました。

そして、久しぶりにあった従姉からは、写真家である従姉の旦那様が撮っていたビデオを最近デジタル化したらしく、そこに生前の両親の姿が映っていると聞き涙。あとで送ってもらう約束をして帰ってきました。従姉の母である伯母が早くに亡くなったため、従姉の出産の際には母が差し入れをしたり面倒を見ていたようで、そんな昔話をするだけで、母の優しい笑顔を想い出して涙。今これを書いている瞬間も涙が止まらず、愛されて育ったのだな~としみじみ思ったりもするわけです。

巷はGW真っ只中ですね。肉体は消えても魂は常に寄り添ってくれはしますが、実体が消えるということはやはり寂しいことです。ぜひ、大切なレイがあなたのそばに居ることに感謝してお過ごしください。

それでは、マナカードからのメッセージです。

HULU(フル)/羽

今月は「HULU(フル)/羽」のカードが出てきてくれました。テーマはイリュージョン(幻想・錯覚)始まりを現わすカードでもあります。
私がこのカードを見たときに最初に目が行ったのが、右後ろのコアの木(ハワイの固有種で聖なる木・カヌーなどの建材に使われます。)の枝に巣を作って休んでいるエレパイオ鳥です。この左側にある大きな足が一歩前に踏み出すことによって、眠っていたエレパイオ鳥が慌てて起き上がって飛び立っていく!そんな姿がビジョンとして見えたんですね。
「寝た子を起こす。」というと、なんだか厄介なことが起きるといった感じであまり良い意味ではないのですが、そういう感じではなく
「思わず飛び立っちゃった。テヘペロ」 みたいな表現がぴったりのような気がします。
だから、「面白そうと思ったその感覚を信じて一歩踏みだしちゃいなよ!」って感じですね。踏み出すことで、それがやっぱり自分がやりたいことだったと腑に落ちて、そして飛び出すことで上からの視点を得るので、視野がどんどん広がっていく、、、そんな感じ。

ちょっと表現がヘタなんで判りづらいかもしれませんけど、
つまり、自分の狭い視点で考えていてはダメだよ。
動くからこそ色々見えてくるものがあるよってこと。
しっかり大地に根付いた意識から直観がやってくるので安心して進んで大丈夫。
自分を信じて!
真ん中にある七色の羽は あなたを導いてくれる希望です。
そして、その希望の羽が風にのって舞い上がっていくのを追っていくことで、気が付けば あの山の上で すっ と立つあなたが居るのだと思います。

あなたはどんな一歩を踏み出しますか?

小さなことでも、大きなことでも、何か一つ新しいことを始めてみてください。
自分では思いもよらなかったちょっとユニークな場所にきっと運ばれていることと思います。

この新月の期間もあなたがたくさんの笑顔に囲まれるようお祈りしています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

Be reborn in the beauty and spring.
(日々是布哇-アロハ・スピリットを伝える言葉より・5月1日の言葉)

MAHALO☆白龍

新月とマナカード2022年4月1日~4月30日

ALOHA!
まだ少し肌寒い瞬間もありますが、桜も咲きすっかり春の気配ですね。街もほんの少しですが活気を取り戻しているように感じます。今回そして次回の新月である朔日(ついたち)はグレゴリオ暦の1日と重なります。ここ何年か新月にマナカードからのメッセージをブログにあげてきましたが、私の記憶が確かであれば初めてのことかもしれません。今年は何か特別な空気に包まれている感じがします。

皆さんは、どんなことを感じてこの春を迎えられているのでしょうか?
私は「なんやかんや言って、自分はあまり変わらないな~」なんて思いながら今朝は目を覚ましましたが、それでもよく考えてみれば、いえ、よく考えてみなくても、1年前とは状況や心境が全然違う自分が居ることに気が付きます。じゃあ、なにがあまり変わらないのかな~と自分に問いただしてみると、「本質が変わらないのかもしれない!」なんて言葉が浮かびました。でもまあ、その自分の本質すら何なのか全然まだ判らないのですけれどね。

では、マナカードからのメッセージです。

PELE(ペレ火山の女神)/ 隆起

ハワイ島のキラウエア火山のハレマウマウ火口に住むといわれている女神ペレ。

このカードを見たときに、
「あ~ずっとずっと溜め込んできたものが溢れてしまう時が来るのだな!」という言葉が浮かびました。

ペレというと嫉妬深くて、怒りっぽい性格と表現されることもあるので「怒り」や「憤り」などが原動力となって動いていく、、、という解釈もできるのですが、確かにそういう人もいらっしゃるのかもしれませんが、

私が観じたのはそういうことではなく、
「本当に大切な時に動けるように溜め込んでいた良質なエネルギーを動かすときがくる!」そういったことでした。

NHK朝ドラの「カムカムエブリバディ」の中で大部屋俳優として長年活躍されている虚無蔵(きょむぞう)さんが主人公の日向ちゃんに言う言葉、「日々鍛錬し、いつ来るともわからぬ機会に備えよ!」
まさしく、こんな絶好の機会が皆さんにやってきそうなミラクルタイムになるのが、この新月の期間のようです。

ミラクルと言えば余談ですが、ペレの住むハワイ島は不思議な場所で、行くたびに私の心の中を現わすかのような景色を見せてくれます。

初めて行ったときはなんだかとても怖い場所にきてしまったな~と思っていましたが、そんな時は友達の結婚式で訪れたので楽しいはずのハワイなのに色々な事に怒りや憤り、自分自身の不甲斐なさを感じて、なんだかとても辛かったのを覚えています。
2回目に行った時には、母が亡くったあとで病気の父を置いて勉強をしに行ったためか、ことあるごとにずっと泣いていました。でも、そんな時のハレマウマウ火口は母のように優しく私を迎えいれてくれました。
3回目は初めてのカヌーの長距離レースで訪れた時。私の心は冒険心と楽しさに満ちていて、そんな時には100頭以上(200頭っていってたような気もする)のイルカの群れにカヌーが囲まれて、目の前でイルカがスピンをしたり、一緒に泳いだりもしました。

みなさんにどんなミラクルが起こるか楽しみです。
この新月の期間もあなたがたくさんの笑顔に囲まれるようお祈りしています。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

MAHALO☆白龍

新月とマナカード2022年3月3日~3月31日

ALOHA!風の中に春の気配を感じる季節となりました。
今年は花粉もちょっと早めに飛んでいるのでしょうか?花粉症の私は少しだけムズムズする瞬間が増えています。

巷では戦争があったり、相変わらずコロナだし、なんかバタバタしている世の中ですが、心の中だけでも平安で居たいものです。

さて、それでは、さっそく3月3日新月のマナカードを観ていきましょう。

PAHU(パフ/神聖な太鼓)・タイミング/儀式

今回出てきてくれたのは、「PAHU(パフ)」という太鼓です。この太鼓は儀式やフラを踊るときなどに使用されます。この太鼓はハワイアンにとっては、とても大切なものでした。太鼓をたたく皮の部分は古代ではサメの皮を使用していて、上手に叩かないと血だらけになっていたそうです。また、それぞれの太鼓にはマナが宿るとされていたため、名前も付けられていました。太鼓用の特別な小屋もあったそうです。それだけ神聖なものと考えられていたんですね。

こちらのカードの意味は、儀式・タイミング。

今回このカードが出たときに観じたのは、「自分の価値観が変わる出来事が起きる。」ということでした。今まさに人生のターニングポイントという方が多いようです。

また、このタイミングで出逢うべくして出逢う、そんな特別なご縁を感じる人との出会いもありそう。

そのためには、アンテナをはっていること、積極的に受け入れてみること、今までの自分ではNOだと感じることにも関心を向けてみること、表ではなく裏で支えてくれている人やものにも注目をしてみること、、、そんなことが大切になってきます。

また、生活の中にちょっとした自分なりの儀式のようなもの(瞑想やジンクス、静かに考える時間)を取り入れてみたり、何かよく見るシンボルに注目してみたりすることも今を豊かにする知恵となります。

自然の中に身を浸したり、ゆったりする時間をとることも良いでしょう。

今、まさに新しく何かが産み出される時を迎えようとしています。
どんなふうに変化発展していくのか楽しみに自分の魂が求めるほうへ進んでいきましょう。
自分の氣持ちにウソはつかないように、しっかりと自分と対話する時間をもってください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。この新月の期間もあなたがたくさんの笑顔に囲まれるようお祈りしています。

MAHALO☆白龍