新月とマナカード2022年12月23日~2023年1月22日

ALOHA!! 親愛なる魂の旅人たち

日本海側では大雪のようですね。
たしかに関東も寒くはなってきましたが、意外に暖かくて、冬ってこんなんだったけか?と思うこともしばしば。曇っている空を家の中から見て、寒かろうと思って意を決して自宅から出てみると意外に寒くなくて拍子抜けしたり。なんだか変なお天気だな~と感じています。

仕事もテレワークですと、近所をうろつくことしかないので、クリスマス気分もなかなか感じられず、きっと今年もそんな感じで淡々と終わっていくのだろうな~などと考える年末です。

それでは、今月のマナカードからのメッセージをみていきましょう。

ANUENUE(アーヌエヌエ)/虹・変容

今回メッセージを送ってくれているのはハワイ語でアーヌエヌエ、日本語で虹のカードです。このカードのテーマは変容。

虹って、晴れていてばかりでは、出てこないんですよね。
雲や雨があるからこそ、そこに太陽の光が当たって虹が生まれる。

ポジティブなことも、ネガティブなことも、すべて受け容れること。
受け容れるとは、それに光を与えること。
光を与えることができれば、自分自身の変容が促され、また一段高く魂をステップアップさせることができる。

ハワイはレインボーステイツ(虹の州)と呼ばれていて、それは日常的に虹が出ているからでもあるのだけれど、たくさんの色をもつ虹は日本やポルトガル、韓国などからの移民による他民族社会であるハワイの象徴なんですね。

国籍、人種、性別、地位、学歴などといった、個人のスペックなんかはすべて取っ払って、人と人が家族のように愛(ALOHA)でつながる、そんな平和な世界にするために、あなたがふたたび決意を新たにし、立ち上がるタイミング、それが今なのです。

先日、北朝鮮からの脱北者の方が日本を訪れたYouTubeを観ました。
北朝鮮に住んでいたころに教えられた日本や日本人像と、訪れてみた日本の景色や日本人の対応の違いに驚いたそうで、日本が大好きになったそうです。

これは、理解や優しさが憎しみをなくしたと言えます。

その脱北者の方がなぜ日本に来たかと言えば、福岡に住んでいたことのある韓国人YouTuberが自分の大好きな福岡を案内したいと招待したからだそうです。

その韓国人男性自身の愛と喜びが、日本を敵のように感じていた脱北者の方の心を変えたんですね。

私はこのYouTubeを観て、自分が好きなことを伝えるだけで他人を幸せに、そして自分を幸せにすることができるんだ、、、って想ったんです。小さな小さな気づきです。

だから、私たちが今、ここ(地球)に生まれてきてやることは、
自分の愛と喜びを広げることだけで充分なんだな~って。
生きて好きなこと、自分がやりたいことを気負いなくノビノビとやっていればそれで良い。

虹のカードも自分を愛せ!自分を認めてあげて!あなたはそれでOK!と言っています。

そう、そして唐突ですが、これを読んでくださっている方々は「虹の戦士」です。
「え?どういうこと?」なんて思っている、あなた。

北山耕平さんが翻案された「虹の戦士」という本にある、ネイティブアメリカンがキャンプファイヤーで子供たちに語って聞かせる物語の中での質問をしますね?

あなたは動物が好きですか?
あなたは木が好きですか?
人間はどうですか?
虹は好きですか?

さあ、どうでしょうか?

動物、木、人間、虹が好きならば、あなたは間違いなく虹の戦士です。
そして、虹の戦士であるのならば、勇敢に生きなくてはならないのです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
この新月の期間もあなたの笑顔がキラキラ輝くことでしょう。

Pursue happiness; capture it now, and never let it go.
幸せを追いかけてようやく幸せをつかまえたら、もう幸せを逃してはなりません。
(日々是布哇-アロハ・スピリットを伝える言葉より・12月23日の言葉)

君の名前で僕を呼んで~美しい映画を観ました

ALOHA!
最近とても印象深い映画を観たのでご紹介しますね。

憧れのとても美しい人が好きだと言っていた映画。
映画のタイトルに魅力を感じて観てみたのですが、
美しい人が勧める映画も、やはり美しかったのです。

「君の名前で僕を呼んで」

原作はアンドレ・アシマンの同名小説らしいです。

ネタバレになるので、ここでは詳しくは書きませんが、
ザックリ説明すると17歳の少年と24歳の青年が恋に落ちる話です。
若い頃、友達とワクワクしながら観に行った「モーリス」を思い出しました。

登場人物も景色もとても美しく、性的描写もあるのですが、なんだか微笑ましさすら感じてしまう。これは私がすっかり大人になってしまったからなのか?

私がこの映画を観て感じたことは、

同性愛として描かれつつも、これって誰にでも起こり得る出来事なのかな~ということでした。

というのも、映画自体は1983年頃のことを描いているので、まだまだ世間一般では同性愛については大きな声では名乗り出られない時代なんですけど、17歳の少年のご両親は2人の関係を知っていて、理解を示している場面もあるからなんです。

よく不倫だと、「好きになってしまった人にたまたま奥さんが居た」なんてことを言ったりするじゃないですか、

同性愛も「好きになってしまった人がたまたま自分と同じ性だった。」ってだけなんじゃないかな~。

同性愛とか異性愛とか、そんなふうに分ける世界は終わって、「人間愛」の時代になっていくのかもしれないな~。

そんなふうに想ったのでした。

そして、題名にもなっている「愛する人を自分の名前で呼ぶ」ということの意味。
その場面はとても官能的でした。求めているものは愛する者との一体感なのかな。。。

世間に理解されないというせつなさがあるからこそ、物語がさらに美しさを増していたりもするのですが、

「時代がもう少し後だったら、、、。好きなものは好きと表立って言える世界がもうすぐ来るんだよ~。」と主人公達に教えてあげたい。

映画は小説の一部分だけらしく、この映画の中では語られていないことも多いので、小説が読みたくてよみたくてたまらない私。

映画はアマゾンプライムやアップルTVなどで視聴できますので、ご興味ありましたら是非、甘美な世界を堪能してみてはいかがでしょうか?

最後まで読んでくださり感謝です。
あなたの笑顔がキラキラ輝きますように!

MAHALO☆白龍