新月とマナカード2022年11月24日~12月22日

ALOHA!! 親愛なる魂の旅人たち

もうすぐ12月だというのに、比較的暖かい日々が続いていると感じるこの頃。でも、噂では今年の冬は寒くなるのだとか。ということで、私も今年流行りになるらしい、バラクラバ(フード付きスヌード)を編み始めています。できあがりをとても楽しみにワクワクしながら編針を進めています。最近ではサーキット式のジムにも通い始めて、テレワークで鈍った身体を少しでも動かしてあげたいと健闘しています。ジムで運動すると身体の変な痛みがとれて、気分もスッキリ。身体を動かすことの大切さを日々感じているこの頃です。

それでは、この新月から次の新月までのマナカードからのメッセージを観ていきましょう。

POLI’AHU(ポリアフ)/氷の女神・静けさの愛撫

今月登場してくれたのは、POLI’AHU(ポリアフ)というハワイ島のマウナケアに住むといわれる、氷(雪)の女神です。

この方はあの火の女神・ペレが嫉妬するほどの絶世の美女だったそう。
しかも、ペレとは何度も戦っているのだけれど、いつもポリアフの勝利。
だからといってポリアフはペレをハワイ島から追い出したりはせず、2人はハワイ島での共存関係を今も続けています。マウナロア側にはペレ、マウナケア側にはポリアフ。
ハワイといえばぺレが有名なので、どこにでもペレが居ると思われがちなのですが、マウナケアにはポリアフが居るので、ペレも足を踏み込めないということになっています。

ポリアフとはハワイ語で胸を覆う衣という意味で、マウナケアに雪が積もると、「ポリアフが山頂に白いマントを広げた」と表現されるそうです。(参考:新井朋子著・小さな神話ハワイ・文踊社)

余談ですが、これを知ったときに、私が思い出したのが鎌倉にある衣張山(きぬばりやま)のこと。鎌倉幕府の時代に源頼朝が夏の暑い日に、山に白い布を覆って雪山に見立てたという伝説があるのですが、これを聞いた当時は、「いくら権力者でもそんなこと言わんだろう!」と考えたのですが、今年の大河ドラマを観ていると「頼朝なら家来にそんな命令をしていてもおかしくないかも。」なんて考えるようになりました。ま、それは置いといて、日本とハワイ、感性がやはり似ている部分があるのかな、、、なんて思った次第です。

この新月の終わりの日(12月22日)は、今年の冬至の日なんですね。冬至というのは、夜の時間が1番長くなる日です。陰のエネルギーが極まる日ですね。ということは、次の日からはどんどん陽のエネルギーに切り替わっていく転換点でもあります。

その転換点に向かっていく、この時期なので「静かに状況を見守る」「内観する」ことがとても大切だとこのカードは伝えてきてくれています。今は無理に状況を変えたり、何かと戦ったりする時ではないということ。「流れのままに身を任せておきなさい。」ということです。この真ん中にスクッと立つポリアフはとても優しく穏やかなエネルギーでありながらも、とても強さを感じさせてくれています。今は、情熱を静かに胸に宿しながら、次に動きだす時のためにエネルギーを補給する時間なのだとカードが伝えてくれています。

このポリアフは4姉妹の長女なのですが、ペレと戦うときにはいつも3人の妹たちが力を合わせて協力をしてくれます。それは、ポリアフ自身がとても愛情深い姉であるからこそだと思います。自分の周りに居て支えてくれている方々への感謝も忘れずに愛ある言葉や態度を心がけていくこと。なにか特別なことではなく、ごく当たり前のささやかな優しさが一番の心の栄養補給であると、このカードは教えてくれてもいるようです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
この新月の期間もあなたの笑顔がキラキラ輝くことでしょう。

Let your dreams be a source of inspiration.
夢を霊感の源にしよう!
(日々是布哇-アロハ・スピリットを伝える言葉より・11月24日の言葉)

MAHALO☆白龍