岡本太郎さんがやっぱり好き!心に響く言葉


技術の進歩が人間を豊かにする、幸せにする
なんていうことがあるはずないだろう。
本当に未来のことを考えるなら、
自分のいちばん根っこにあるものは何か。
人間の根源にあるものは何か。
そういうものこそ考えるべきだ。


ALOHA!! 親愛なる魂の旅人たち

今日は上の言葉を伝えてたくて、これを書いています。

「歴史探偵」(NHK)という番組で岡本太郎さんの太陽の塔にまつわるお話を放映していて、その中で南青山にある岡本太郎記念館・館長の平野さんが教えてくれた太郎さんが生前に言っていたという言葉。

「岡本太郎やっぱり好きだな~。本質をついてるな~」と思わずメモをしてしまった私です。

太陽の塔は、万博の価値観に対するアンチテーゼとして作られました。もともと作る予定もなかったものを作ってしまった。丹下健三さんがデザインした大屋根を突き破るカタチで(丹下さんは快くそれを受け容れたそうです、この丹下さんとのエピソードもしびれます。)。そして、当時万博のすべての建物は開催後に取り壊すという契約がされていたそうですが、万博後に全てが取り壊されたのにこの塔だけが残されたのは地元の子供たちの要望のおかげだったそうです。

ただ、太郎さん自身は
「芸術はありがたがるものではなく道端の石と一緒。」
という考え方だったらしく、自分の作品に執着をしていなかったので、取り壊すことには反対はしていなかった。この言葉もしびれる。

一度だけ、太郎さんが万博後に太陽の塔を訪れたそうです。その際に一緒に居た方が
「万博や大屋根がなくなって、この太陽の塔は何と対峙しているのか?(万博のアンチテーゼだったから)」と尋ねたそうなんですが、

太郎さんは「宇宙」と答えたそうです。

あ~なんて大きいんだろう!しびれっぱなし(笑)

私は岡本太郎さんの作品が大好きで、作品を見に行ったり、本を読んだり、かの子さん(お母さま)の本を読んだり、一平さん(お父様)の作品を鑑賞しに行ったり、敏子さん(秘書さん)のお話を聞きに行ったりしていた時期もあったので、番組であらためてその世界に触れる機会をいただき、また作品を観に行きたくなりました。

太陽の塔

最後まで読んでくださり感謝です。
あなたの笑顔がキラキラ輝きますように!

MAHALO☆白龍