ALOHA!! 親愛なる魂の旅人たち
街を歩いていると、ふと金木犀が香る、そんな季節となりました。
一気に肌寒くなり、暑さで溜まった夏の疲れが少しずつ身体から流れ出ていくのを感じています。最近は、もう長くお付き合いをしている友人達と出かけることも多く、リラックスして自然の中や大好きな音楽の話をして過ごすことも増えてきて、若い頃の無邪気な自分が戻ってきたような感覚を感じています。
では、この新月の期間に対するマナカードからのメッセージを観ていきます。
出てきてくれたのは[イヴィ」、ハワイ語で骨を意味するカード。
テーマは「尊敬」です。
このカードに描かれているのは古代ハワイアンの死にまつわる儀式のシーン。
ハワイでは「アウマクア」という個人や各家庭の「先祖の守護神」が居ると信じられているのですが、その中でも一番パワフルだと言われている「サメ」に亡くなった人の遺体を捧げることで、その魂がサメに乗り移り、遺された家族にとってサメが「アウマクア」として護ってくれるといった儀式となります。
ハワイでは、血と肉は朽ちても骨は残ることから、そこにマナ(生命力)が宿ると考えられていて、不死の象徴として骨をとても大切にしているのです。
このカードが出てきたときには、自分の氣持ち、そして、家族や親しい人達などを大切に、そして敬うことを教えてくれています。
家族や親しい人をはじめ、他人に対して敬意をもって接することは普段できていても、自分の氣持ちを置き去りにしてしまう人のほうが多い氣がします。
「自分を大切にできているかな~」なんてことを考えて補正していく時期として捉えてみても良いのかもしれませんね。そうすると、少しずれていた自分の道がピシッと整って、色々なことが流れ動きだしていくのだと思います。
また、死にまつわる儀式のカードということで、
死は古いものが新しいものに道を譲る時でもありますので、新しいことにチャレンジしていくことになる人も居そうです。あなたは独りではなく、常に守ってくれる存在が居るということをこのカードは知らせてくれていますので、思い切って進みましょう。
お墓参りに行ったり、先祖のことを想って手を合わせて感謝を伝えてみるのも良いかもしれません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
この新月の期間もあなたの笑顔がキラキラと輝きますようにお祈りしています。
How much more interesting is the tapestry woven of many colors than that woven of only one hue.
ひとつの色で編まれたタペストリーより、たくさんの色が編み込まれているほうが、はるかに興味深きもの。
(日々是布哇-アロハ・スピリットを伝える言葉より・10月15日の言葉)
MAHALO☆白龍