Monthly Card 2012年12月

鳴門の渦潮

11月のANUENUEのカードは皆さんにどんなことをもたらしましたか?
今一度振り返って、観てみるのが良いでしょう。
私自身は人がもつ様々な感情を見させていただくことができました。
おかげさまで、今まで自分では見過ごしていた不要な感情やものごとを捨てさせられ、逆に素晴らしいギフトを与えられたような気がします。
そして、様々なことを省みて「全ての人、ものごとに感謝の気持ちだけが自分の中にある」と今はハッキリ言えるようになりました。
そしたら、嬉しい言葉や出会いがたくさん、自分の中に流れ込み始めてきました。
これからが、ますます楽しくなってきましたよ。
さて、12月のMonthlyカード
出てきたのは、「PUHI」
PUHIとはハワイ語で「うなぎ」のこと。
うなぎ達が暴れまわり、水面にはたくさんの「渦」が出来ている様子が描かれています。
その周囲には、ターメリックやサンゴ、ハラの木なども描かれています。
私が今日このカードをひいて最初に降りてきた言葉は
「今までの価値観を捨ててみる・柔軟になる」
12月には選挙や前々から騒がれているマヤ歴の終わりなどがあります。
日本がダメになるとか地球が壊れるとか、不安にまみれた予想もありますが、これは違うと思うのです。
ただ、これまでの常識や、自分が信じていた価値観だけで物事を見ると、きっとこの先、生きづらくなるのは確かなのかな~と観じています。
うなぎはクネクネと曲がり柔らかい身体をしていますよね。
何が起きてもうなぎのように柔軟に気持ちや態度を切り替えていくのが、これからは重要だということをこのカードは知らせているように観じました。
写真の鳴門の渦潮は太平洋と瀬戸内海の海水が出会うことで出来る自然現象。
違うエネルギー同士が混ざり合う姿は柔軟で美しく感動を生みますし、円(和)を産み出すということが非常に興味深い。水は感情も象徴しますしね。
「柔らかさは強さに勝る!」…ということです。
勝るはどっちかっていうと優るかな…。
古い体制の組織やしがらみや情だけでつるんでいるようなグループ(家族なども含め)も、内部から壊れていく時代に入っていくと思います。
そして、その代わり、愛や尊厳をもって集まった人たちが共に物事を成し遂げていく時代に入るのだと観じます。
そのためには、自分はなんでも受け容れていいのだということを自分に許可することと、自分が行動するときの「焦点」が大切になってくるように観じます。
ただし、その焦点に向かってやみくもに頑張ることはありません。
「リラックスして意識するだけ」…あとは、そこに辿り着けるように信じる心を持ち続け、構えすぎずに目の前に出現したことを処理していけばよいだけのことです。そうしているうちに、自然に辿りついているものです。
このリラックスしてお任せっていうのが出来なくて、人はどんどん違う方向に逸れていってしまうようです。ま、それも経験ですからアリ!なんですけど。
きっと、すんなり物事を成し遂げているような人は焦点の当て方が上手で、そこに罪悪感や不安感がないのだと思います。
罪悪感や不安がある行動…たとえば、あなたが家族を置いて、お友達とどこかに旅行することになりました。そのときに「旅行行きたいけど家族を説得しなきゃな~」と、ふと考えたとします。
すると、家族を説得しなければならない状況がそこで作りだされてしまうわけですね。
自分で自分が越えるべき障害を作りだしているわけです。
だから、「私は家族にも遠慮なく楽しくお友達と旅行をする」
そのように意識するだけでOKなのです。
もし、これで家族からの反対があった場合は、心の片隅であなた自身が誰かしらに対して罪悪感や何らかの不安が残っているという印ですから、自分の心や状況を振り返ってみるのも良いでしょう。
そして、その不安を認めたなら意識を変えてみる。そうすれば、状況はおのずと去っていきます。
私自身にも経験があることなので、これはお勧めです。
龍の年もあと1カ月ですね。来年は、伊勢神宮だけでなく出雲大社でも遷宮がある年で、この2つの遷宮が一緒になることは滅多にないことらしいのです。きっと更に輝かしくおめでたい空気の1年になるはず。意識したことが更に加速して現象としておきることになるでしょう。
そのためにも、自分が心地よく自由に生きていくための意識の向け方を今のうちに会得しちゃいましょう。
笑顔輝く楽しい1カ月をお過ごしください。