ALOHA!! 親愛なる魂の旅人たち
暑さがだいぶ落ち着き、過ごしやすい気候となってきました。そろそろ、長袖シャツやセーターなどを冬のためにそろえている方もいらっしゃるのではないでしょうか。私もつい先日歳を重ねた自分へのプレゼントに、今年はちょっと奮発して新しい眼鏡でも買ってみるかと、ネットで色々調べて、鯖江のメーカーの眼鏡を購入してみました。久々に大きな金額の買い物をするということで、意を決して横浜・元町のお店に出向きましたが、とても親切丁寧に検眼や顔にフィットする眼鏡の案内をしていただき、満足のいく買い物ができたのでした。安価でイージーなものも良いけれど、たまにはこういったこだわりのあるものに触れることは大切なのだなということにも気が付きました。今まで、生活費や趣味のことにお金は費やしていたものの、自分の身につけるものに関しては、安ければ良しのような考え方だったので、そんなところも見直すきっかけとなりました。
それでは、この新月の期間に対するマナカードからのメッセージを観ていきましょう。
出てきてくれたのは羽のカード。テーマはイリュージョンです。
鳥にまつわるハワイの神話があります。今日このカードを見たときにこの話しを思い出しました。
「昔昔、鳥は人間には見えない存在でした。そのさえずりだけは聞こえるのですが、姿をみることはできませんでした。あるときマウイ島を訪れた旅人が、半神半人のマウイに自分の故郷はマウイ島よりも美しく素晴らしい人々が住んでいると自慢話をします。それを聞いたマウイも負けじとマウイ島の美しさや素晴らしさを旅人に聞かせます。しかし、お互いに譲らず自慢話に勝敗はつきませんでした。そこで、マウイは魔法を使い、いままで誰にも目に見えず、さえずりしか聞こえなかった鳥の姿を皆に見せることにしました。目の前に現れた色とりどりの鳥たちの姿に旅人は驚き、自慢話の勝敗はマウイの勝ち、この出来事から誰もが鳥の姿を目で見ることができるようになったそうです。
(参考:「小さな神話-ハワイ-・新井朋子著・文踊社)
鳥とマウイの関係性が描かれた神話をご紹介しました。このHULU(フル)のカードの左上に大きな足が描かれていますが、これは半神半人マウイの足ではないかと解釈されます。
マウイは失敗をしてもそこであきらめることなく冒険をして、人々に役立つものを発見したり、作り上げている勇敢な神様です。
真ん中に描かれている七色の羽は、遠くに見える山の頂上まで自分を軽やかに運んでくれるガイドの役目をはたしていて、マウイの足はその最初の1歩目として力強く描かれています。また、この足のところに生えている、くるくるしたシダの葉も始まりを象徴しています。
そして、この森はコアの木の森。コアはハワイ諸島の固有種の木となり、柔軟性があるため、強風が吹くと幹がしなるという特徴があるため、カヌーの材料となったりもしています。
このカードを見たら、とにかく行動です。
あなたの個性を活かし、軽やかにそして柔軟な気持ちで行動を起こしましょう。行動することで自分が限界と思っている、そのさらに先に行く糸口が見つかります。視野を高く、そして広げて、視点を変えてみると今まで行き詰っていた物事が動き出すキッカケを掴めます。自分の可能性が無限にあるのだと気づかせてもらえることでしょう。
これは、ハワイのカフナさんから聞いた言葉ですが、
「人は山の上にたどり着いたときに自分が何者であるのかが判る」
このカードに描かれている羽があなたを山の上に導いてくれて、自分が何者なのか、あなたは悟るのでしょう。
この新月の期間もあなたの笑顔がキラキラ輝きますように!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
I cast my lei of dreams upon the ocean.
夢で作られた自分のレイをわたしは大海原に投げ入れる。
(日々是布哇-アロハ・スピリットを伝える言葉より10月3日の言葉)
MAHALO☆白龍