アウトリガーカヌーにはアロハスピリットが満載

ALOHA!
久々の日記になってしまいました。
6月22日、23日とアウトリガーカヌーのVoyaging(航海)に立ち合ってきました。 
もちろん、私は漕いでません。オハナのメンズ達が漕ぐので陸から応援です。
私は人を写すのが苦手(写るのも苦手)なので、人の写真は入ってません。
状況と感じたことを綴っておきたいと思います。しかも、かなりあっさり…(^^)
* Voyagingの模様は「オーシャンアウトリガーカヌークラブ」のブログにアップされる予定です。
コチラを⇒Click!
*詳しい経緯などはDukeさんのブログを是非ご覧ください。真意を間違った形で伝えたくないので!
コチラを⇒Click!
伊豆の弓ヶ浜には海洋民族の先人達のスピリットが宿っています。
その弓ヶ浜と葉山のスピリットをつなげるための航海です。
三浦半島・葉山の大浜~伊豆半島・弓ヶ浜まで、往復約220km。
大浜~伊豆半島の川奈まで、相模湾を渡り 約60km
川奈から同じく伊豆半島の弓ヶ浜(南伊豆)までが約50km
この行程を6人乗りのカヌーで、弓ヶ浜で1泊して往復。1時間ごとに海上での休憩を入れて漕ぎます。
5人は往復ともに川奈で交代しますが、ステア(舵取り)をしている私の師匠・Dukeさんはずっとカヌーに乗りっぱなしです。この方、八丈島~葉山まで1人でカヌーを漕いだ、良い意味で怪物です。

我が家から見た富士山

歓迎しているような伊豆の海と空

爪木島の影から現れたカヌー

晴れていても、海がうねっていたり、潮の流れなどで、航海はとても繊細(私はまだ初心者なので風とか潮の動きとか全然判らないけれど)。実際、朝の時点で海や天候の状況を見て、決行するかどうかが決まります。
決行した日は海も凪いでいて、富士山が光輝いていました。Dukeさんは「導かれている」と確信し、航海が決行されました。左の写真は朝4時半に決行を決めたとのメールを受けて、我が家から撮影した朝日を浴びた富士山です。
最初の葉山から川奈までは岸沿いではなく、相模湾の沖を行く形なので、ひたすら海・海・海…という中で漕ぎ続けます。
川奈から弓ヶ浜までは、もちろんノンストップですが、比較的、岸に近い場所を通るので、こちらから手を振ったら気づいてくれたりもします。それでも、遥か沖を漕いでいるのを見る感じ。
私は川奈まで電車で行き、みんなの到着を待っていましたが、11時半すぎぐらいに到着。
初島をバックにカヌーの姿が見えた時には、「人間の力ってすごいな~」と感動がこみ上げました。
日頃、漕ぎなれているメンズ達もやってきた時の表情は普段の練習とは全く違った表情だったのが印象的でした。
そして、川奈から出発したクルー達を、稲取、尾ヶ埼、爪木崎から応援しました。
爪木崎では、掛け声まで聞こえてきて、漕いでいるメンズ達のパワーの強さにびっくり。
一番最初の写真には、まん中あたりにうつる赤白ボディのカヌーの後ろに伊豆大島が見えます。 
これを撮影した場所は尾ヶ崎ウィングという展望台。

弓ヶ浜1

弓ヶ浜2

どんつく祭りの神社

ここが、目的地の弓ヶ浜です。まだ、カヌーが到着する前なのでのんびり。
 
昨年、この浜の写真を観て、海のこと(例えばサーフィンとか…)を始めるならここだな…と考えていた場所です。まさか自分がカヌーを漕ぐことになり、ここに来るとはその時には思いもよりませんでした。
そして、6時半ぐらいだったでしょうか…無事に到着。
翌日は、3時半に起きて、4時過ぎにみんなを弓ヶ浜で見送り、車で川奈まで先回りして迎え、また10時に見送り、電車で葉山・大浜に戻り、オハナと合流してカヌーを漕ぎました。
到着は何時頃になるのかな~なんて相談しているときに、沖から6人の姿が現れたときには大感動。まさか自分もカヌーに乗って迎えられるとは思わなかった。ギフトに感謝。
往復漕いだメンズ達。漕ぐ前と漕ぎ終わった後では、明らかに何かが変わっていました。
海という場所のエネルギーは瞬時に人を変えてしまうし、目的を達成したことで人はどんどん成長していくのだろう~なんて観じました。
オハナになったばかりの私は、彼らのことはまだ全然知らないけれど…大切なことを教えてくれた彼らが大好きになりました。
☆ 今回のVoyagingで私・白龍が感じたこと
晴れたこと、風と雲の動き、富士山の輝き、それは導き
そして、導きとは、目的をもったものだけに与えられた最高のギフト
そして、そのギフトを素直に受け取って決断する勇気
自分がここに進むんだ!と決めたら、あきらめずに漕ぐ、漕ぐ
あきらめなかった人が目的地に辿りつける
チャレンジすることの大切さ
オハナ(家族・仲間)の大切さ
あらためて、アウトリガーカヌーにはアロハスピリッツが満載!!
最後の写真は、「どんつくさん」。男性器がシンボルの神社で稲取でカヌーを待っている間に辿りついてしまいました。(実は前から、ここに来てみたかった)
このVoyagingではKANEのエネルギーが渦巻いていたから、このどんつくさんに寄ったことも偶然では無かったのかもしれないですね。(KANEとはハワイ語で男性という意味。他には、最高神=創造の神様の名前でもあります。偉大すぎるため偶像化も禁じられ、自然にあるもので例えられる神様です)
* 「オーシャンアウトリガーカヌークラブ」のブログ⇒Click!
*詳しい経緯などは、Dukeさん(師匠)のブログ⇒Click!