Monthly Card 2017年6月

HULU(フル/羽根)

キャサリン・カラマ・ベッカー著 * ドヤ・ナーディン絵 * ホクラニ・インターナショナル

Aloha!早いものでもう6月なんですね。
いつも買い物に行くスーパーで梅が大胆に主張してくるもので、昨夜ははちみつの梅酒を作ってみました。出来上がりが楽しみ。そんな6月の始まりです。
では、早速、6月のカードとして現れたのは
HULU(羽)/イリュージョン
羽は現実を作っているのは自分だと教えてくれています。
ある物やある人に対して、自分の目が見ていること、それが現実だと人間は考えていますが、それは総て幻想。
そのもの、ありのままの姿は見ている人はとても少ないです。
自我の目で見たいように物事を捉え、判断している人は多いです。
ハワイの昔の言い伝えに、マウイだけが鳥を見ることができたというのがあります。それはマウイが半神半人だから。人間は鳥のさえずりや羽音をたまに聞くことはあっても姿を見ることはできませんでしたが、あることをキッカケにして、人間と鳥との間にあるベールをとり外したために人々は鳥の鮮やかな羽を称えることができるようになりました。
ほとんどの人が、ベールをとり外す前の人間達のような状況です。
羽は、人間と神を結びつけるものの象徴として現れました。
神というと恐れ多く抵抗がある人もいると思いますが、神=愛であり喜びだとしたら、ベールの向こうに行きたくはありませんか?
この6月は、愛や喜びが完全に自分の人生の中心となるための第1歩の月となります。また、自分の内側に潜むあらゆる可能性について考え行動を起こす時でもあります。
このカードには山が描かれていますが、ハワイ島のカフナがインタビューで、こんな言葉を言ってました。
「人は山の上に行くと自分が何者かが判る」
ひとつの考えだけにとらわれず、たくさんの角度から物事を感じ考えてみる。そして、視野を広くもつこと、今月はこれを意識してみてください。
そして、行動ありき! 今は自分の心からの願いが叶いやすい時期になりますので、どんどん行動を起こして行きましょう。羽根のように軽く、ふわりふわりと。
このメッセージは受け取った人が愛と喜びの中でこれからの日々を過ごせるように祈りをこめて書いています。必要な人の元へ届きますように。
最後まで読んでくれてありがとう。
MAHALO☆白龍

おまけ
先日の関西方面に行った際に最後に立ち寄った「サムハラ神社」
祀られているのは宇宙における森羅万象を創造された三柱。
天御中主大神、高皇産霊大神、神皇産霊大神
この不思議な4文字が身を護ってくれるのだそう。
サムハラはサンスクリットのシャンバラ(幸福の維持、平和)からきているとのこと。
シャンバラといえば母の葬儀の時に、この言葉がふと浮かび、母は肉体を離れても幸せなんだなーなんてことを感じたのを思い出した。人間は肉体ではなく霊なんだよね。