新月とマナカード2024年2月10日~3月9日

ALOHA!! 親愛なる魂の旅人たち

雪も降り、ようやく冬らしいキーンと冷え切った空気を感じるこの頃。
立春が過ぎ、新月の今日、私としてはようやく新年が明けた気分となっています。

冬の澄み切った空気の清々しさにつられて始めた毎朝のウォーキングも気付けば早1年。
義務感で始めたわけではなく、気持ち良さから始まっているので毎朝起きるのも苦にならずに続けられるのだろうな~と実感しています。

では、この新月の期間に対するマナカードからのメッセージを観ていきましょう。

PAPA&WAKEA(パパ&ワーケア)・地母と天父/苦闘・全体

出てきてくれたのは「パパ&ワーケア」、地母(=パパ)と天父(=ワーケア)のカードでテーマは「苦闘・全体」です。

このカードには、ハワイ諸島が描かれていますが、このパパとワーケアはハワイの国生みの神様で、日本でいうところのイザナギノミコトとイザナミノミコトのような存在です。

国生みということは、性質が違うものが交わって新しいものを生み出すということ。
新しいものが産み出される時には葛藤(苦闘)も生じます。産みの苦しみというやつです。

この葛藤は何故、起きるのでしょうか?

葛藤とは自分の心の内側が争っている状態。その根っこは、何かを基準にして善悪を決めてしまっている自分の内側の「二極化」の心。コレは正しいけれど、アレは正しくないと思って、自分とは異なるものを排除しようとする心があるため葛藤が生じるのです。

では、この葛藤をなくすためにはどうしたらよいのか?

それは自分をよく見つめることです。
人はとかく自分の欠点を排除しようとしますが、本来、長所は短所でもあり、短所は長所でもあります。自分の長所と短所をすべて「認める」。自分を責めるのを止める。価値観や常識にとらわれずに自分自身を受け容れるということをしてみましょう。自分に寛容になれれば、他人のことも許容できます。

そして、もう一つ。

私たちはある一部分を見ただけで、そのもの全体を理解していると思い込んでしまう傾向にあります。ほとんどの人が目の前に起きている小さな出来事にとらわれてしまい、全体を見逃しがちです。それゆえに苦しくなってしまう。

でも、物事というのは見る側によって大きく変わり、真実は1つではありません。

起きていることを評価せずに、まずは良く見ること。
誰かや何かと比較してしまったり、レッテルを貼ってしまうと物事を正しく見ることはできませんので、大きな視点で物事を捉える努力をしてみると良いでしょう。

この新月のタイミングは葛藤も生じやすいですが、新しいものが産み出される生産性の高い時期にもなり得るので、是非、自分と向き合う時間を作って、全体的に物事を捉えてみることをしてみてください。既にあなたの内側で発芽されている何かがひょっこり顔を出すかもしれません。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この新月の期間もあなたの笑顔がキラキラ輝きますように!

Ask the Gods before taking from the land; ask not to take from Pele,for what is hers belongs to no other.
まずは神々に許可を求めよ、大地からなにものかを取り上げる前に。火の女神ペレものは許可を求めるまでもない。なぜならペレのものはペレだけのもの。
(日々是布哇-アロハ・スピリットを伝える言葉より2月10日の言葉)

MAHALO☆白龍