岡本太郎さんがやっぱり好き!心に響く言葉


技術の進歩が人間を豊かにする、幸せにする
なんていうことがあるはずないだろう。
本当に未来のことを考えるなら、
自分のいちばん根っこにあるものは何か。
人間の根源にあるものは何か。
そういうものこそ考えるべきだ。


ALOHA!! 親愛なる魂の旅人たち

今日は上の言葉を伝えてたくて、これを書いています。

「歴史探偵」(NHK)という番組で岡本太郎さんの太陽の塔にまつわるお話を放映していて、その中で南青山にある岡本太郎記念館・館長の平野さんが教えてくれた太郎さんが生前に言っていたという言葉。

「岡本太郎やっぱり好きだな~。本質をついてるな~」と思わずメモをしてしまった私です。

太陽の塔は、万博の価値観に対するアンチテーゼとして作られました。もともと作る予定もなかったものを作ってしまった。丹下健三さんがデザインした大屋根を突き破るカタチで(丹下さんは快くそれを受け容れたそうです、この丹下さんとのエピソードもしびれます。)。そして、当時万博のすべての建物は開催後に取り壊すという契約がされていたそうですが、万博後に全てが取り壊されたのにこの塔だけが残されたのは地元の子供たちの要望のおかげだったそうです。

ただ、太郎さん自身は
「芸術はありがたがるものではなく道端の石と一緒。」
という考え方だったらしく、自分の作品に執着をしていなかったので、取り壊すことには反対はしていなかった。この言葉もしびれる。

一度だけ、太郎さんが万博後に太陽の塔を訪れたそうです。その際に一緒に居た方が
「万博や大屋根がなくなって、この太陽の塔は何と対峙しているのか?(万博のアンチテーゼだったから)」と尋ねたそうなんですが、

太郎さんは「宇宙」と答えたそうです。

あ~なんて大きいんだろう!しびれっぱなし(笑)

私は岡本太郎さんの作品が大好きで、作品を見に行ったり、本を読んだり、かの子さん(お母さま)の本を読んだり、一平さん(お父様)の作品を鑑賞しに行ったり、敏子さん(秘書さん)のお話を聞きに行ったりしていた時期もあったので、番組であらためてその世界に触れる機会をいただき、また作品を観に行きたくなりました。

太陽の塔

最後まで読んでくださり感謝です。
あなたの笑顔がキラキラ輝きますように!

MAHALO☆白龍




新月とマナカード2022年7月29日~8月26日

ALOHA!! 親愛なる魂の旅人たち

暑い日が続いていますね。水分補給してますか?私はこのところ、とても眠くて眠くて、ことあるごとにベッドの上でゴロンとして身体を休ませています。風が通る日はマンションの上階なので昼間でも冷房をかけずに涼やかに眠れるので、ついつい10分のつもりが40分とゴロゴロしているのがとても気持ちが良くて、以前はそんな自分に罪悪感もあったりしたのですが、最近はそんな時期もあるだろうと若干開き直ってもいます。

それでは、マナカードからのメッセージです。

MENEHUNE(メネフネ)・小人

今月は「MENEHUNE(メネフネ)/小人」のカードが出てきてくれました。テーマは持続。
このカードに描かれているメネフネさんとは、伝説の小人(妖精)さん。

『夜に「これをやっておいてお願い!」とメネフネの好物のバナナやエビを備えておくと、眠っている間にメネフネがお願いしたことをやっておいてくれる。』

と、ちょっと都合のよいメルヘンの世界のようにも語られていますが、タヒチから戦いに敗れて移ってきた最初のハワイの住人という説や貧しい人達だったという説もあり、メネフネには伝説や実話として色々な説があるようです。でも断然、小人(妖精)説が楽しくて私は好き。

たくさんの植物が生息するヒーリングアイランド・カウアイ島には、このメネフネさんたちが作ったといわれているフィッシュポンド(養魚池)があります。メネフネが作ったといわれるところはカウアイ島以外にももちろんあります。

夜中のうちに、この絵のように小人さんたちがコツコツと石を積み上げている姿を想像するだけで、ワクワクした気持ちになりませんか?私は「継続」とか「持続」とか言う言葉を耳にすると、自分の内側に居るメネフネがせっせと働いている姿が浮かんで楽しい気分になります。私自身が比較的物事を継続することが得意なのは、自分の内側に積み上げられていくものを架空でも実感できるからなのかもしれません。とはいえ、私の場合はある時を境に急に物事が強制終了となることが割と多いのですが、、、ま、それは置いといて、

今月始めたことや、今月に出会った人との関係性は長いお付き合いになりそうです。

お互いに必要なときに助けを求め合うことができるバランスのとれた関係性を築ける間柄。そのためには近視眼的にならずに、少し後ろに下がって物事を観ることも必要になってきそうです。やはり続ける努力も大切だということですね。

そして、このカードにはもう一つカウアイ島の山間でみることのできるハワイ固有種の木「モキハナ」の実で作られたレイも描かれています。モキハナは香りが高く、紫色の花を咲かせます。

このモキハナはとても稀少な存在なのです。

今月出逢う人の中から一緒に何かを作り上げていく仲間もできるかも。その人は、あなたにとって、かけがえのない相手になりそうなそんな予感がします。

または、そんな仲間を呼ぶようなかけがえのない物事をあなたは見つけます。

このモキハナの実は明るいグリーンから紫色に変化していくのが特徴で、摘み立ての時は強い刺激があるそうなんですよ。

だから、ひょっとしたら、その出会いはあなたに強烈な印象を残すのかも。それが、ご自分の中でどんどん色味が変化して面白いものを作り上げていくのかもしれません。

だから、

気になったらとりあえず、やってみる。
気になったらとりあえず、やってみる。
気になったらとりあえず、やってみる。
(大切なことなので3回言いました。)

この繰り返し、このコツコツが、この持続が、大きなあなたのフィッシュポンドを作り上げていくのだろうな~と想います。

この新月の期間もあなたがたくさんの笑顔に囲まれるようお祈りしています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

My heart’s wings give flight to my dreams.
夢はこころの翼をつかって空を飛ぶ
(日々是布哇-アロハ・スピリットを伝える言葉より・7月29日の言葉)

MAHALO☆白龍

君の名前で僕を呼んで~美しい映画を観ました

ALOHA!
最近とても印象深い映画を観たのでご紹介しますね。

憧れのとても美しい人が好きだと言っていた映画。
映画のタイトルに魅力を感じて観てみたのですが、
美しい人が勧める映画も、やはり美しかったのです。

「君の名前で僕を呼んで」

原作はアンドレ・アシマンの同名小説らしいです。

ネタバレになるので、ここでは詳しくは書きませんが、
ザックリ説明すると17歳の少年と24歳の青年が恋に落ちる話です。
若い頃、友達とワクワクしながら観に行った「モーリス」を思い出しました。

登場人物も景色もとても美しく、性的描写もあるのですが、なんだか微笑ましさすら感じてしまう。これは私がすっかり大人になってしまったからなのか?

私がこの映画を観て感じたことは、

同性愛として描かれつつも、これって誰にでも起こり得る出来事なのかな~ということでした。

というのも、映画自体は1983年頃のことを描いているので、まだまだ世間一般では同性愛については大きな声では名乗り出られない時代なんですけど、17歳の少年のご両親は2人の関係を知っていて、理解を示している場面もあるからなんです。

よく不倫だと、「好きになってしまった人にたまたま奥さんが居た」なんてことを言ったりするじゃないですか、

同性愛も「好きになってしまった人がたまたま自分と同じ性だった。」ってだけなんじゃないかな~。

同性愛とか異性愛とか、そんなふうに分ける世界は終わって、「人間愛」の時代になっていくのかもしれないな~。

そんなふうに想ったのでした。

そして、題名にもなっている「愛する人を自分の名前で呼ぶ」ということの意味。
その場面はとても官能的でした。求めているものは愛する者との一体感なのかな。。。

世間に理解されないというせつなさがあるからこそ、物語がさらに美しさを増していたりもするのですが、

「時代がもう少し後だったら、、、。好きなものは好きと表立って言える世界がもうすぐ来るんだよ~。」と主人公達に教えてあげたい。

映画は小説の一部分だけらしく、この映画の中では語られていないことも多いので、小説が読みたくてよみたくてたまらない私。

映画はアマゾンプライムやアップルTVなどで視聴できますので、ご興味ありましたら是非、甘美な世界を堪能してみてはいかがでしょうか?

最後まで読んでくださり感謝です。
あなたの笑顔がキラキラ輝きますように!

MAHALO☆白龍






新月とマナカード2022年6月29日~7月28日

ALOHA! 暑い日が続いています。
梅雨あけた?梅雨あけたのでしょうか?ハワイの叡智を学ぶようになって、だいぶ暑いのは慣れてきたのですが、実はあまり暑いのが得意でない私。まあ、でもこのタイミングでせっかく地球に居るのだから、この暑さも味わって楽しんでみようかと思います。

それでは、さっそくこの蟹座の新月期間のマナカードのメッセージを見ていきましょう。

ANUENUE(アーヌエヌエ)・虹 / 変容

ANUENUE(アーヌエヌエ)はハワイ語で虹。 テーマは変容を表します。
このカードには、水と虹の神様の彫像が真ん中に描かれ、その周りには虹を始め、たくさんの自然現象が描かれています。火や青い海、天の川、雲、その中には少し雨も含まれ、太陽も見えます。

そして、虹が現れるには、たくさんの自然現象が重なりますよね?
青い空が黒い厚い雲に覆われたかと思うとザっと雨が降り、雨が止んだところに太陽がさして虹ができます。たくさんの要素が起きて虹は現れます。

与えられたテーマは変容。この変容は表立った変化とは少し違います。
どちらかというと、自分の内側での心境の変化、、それが今ここに現れている変容です。

ご自分の中で多角的に物事を見つめていくことで、一つの問題も前とは違った見方ができるようになります。もし、いま何かに迷っていたり、問題が起きているのであれば視野を広げてみるのも良いでしょう。 いつもの友達ではなく、今まで関わったことのないような人達の意見を聞いてみるのも良いでしょう。新たな解決策や思いもよらなかった方向性が見いだせる時があります。

今までの自分の枠を外して行動をしてみる。そして、その上で自分がどうしていきたいのか、自分の内側をゆっくりと観察してみる。丁寧に丁寧に自分と対話をしていく。そして、その対話がすっかりあなたという人間を変えてしまう可能性もあるという、ちょっとミラクルなタイミングがこの期間でもあります。

光も闇も大切な自分を構成するエネルギー。否定せず、受け容れてみてくださいね。
そして、あなた本来の虹が光輝きますように!

ちなみに、この真ん中に描かれている水と虹の神様の彫像は、オアフ島にあるビショップミュージアムで観ることができます。ハワイに行く機会があれば、是非この彫像さんに会いに行ってみてください。

この新月もたくさんの笑顔に囲まれるようお祈りしています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

The mountains stand like sentinels above by valley.
我が谷のうえに番人のごとくそびゆる山々よ。
(日々是布哇-アロハ・スピリットを伝える言葉より・6月29日の言葉)

MAHALO☆白龍


新月とマナカード2022年5月30日~6月28日

ALOHA!
新月の本日なんだかとても暑いです。急に夏にでもなったかのような暑さ。汗をだらだら搔きながら仕事をしているので、本格的な夏がきたらどうなることやら。今年は暑い夏になるんでしょうかね?あまり先のことを考えても仕方がないけれども。

先日の満月あたりからなんだかとても眠くて、仕事の合間にすきを狙って眠ったりしています。休日も出かける用事がないときは、ある程度の用事を済ませたら、ほとんど眠っている感じで、それでも夜もぐっすり眠れるしで、ちょっと自分に危機感を感じるこの頃です。でも、私は眠ることで宇宙に繋がって情報を得ているような気もするので、今は必要な情報をたくさんもらいに行っているのかもしれないな~なんて考えてもいます。これから、忙しくなるのかもしれません。

では、新月のマナカードのメッセージを見ていきましょう!

MANO(マノー)・サメ/リーダーシップ

MANO(マノー)はハワイ語でサメ。力強いカードが出てきてくれました。
ハワイにはアウマクアという守護神(祖先の神)の存在があります。家族や個人を護ってくれているもので、サメや亀、フクロウなどの動物や植物、自然現象など様々なアウマクアが居ます。
そのアウマクアの中でも最強なのがマノー=サメのアウマクア。古代ハワイアンは自分のアウマクアが最強のものになるよう、亡くなった人の遺体をサメに捧げたりもしていました。

私がカヌーを漕ぎにハワイに行った際には、カヌーから海に飛び込んで遊んだ場所の近くで、翌々日ぐらいにサーファーがマノーに襲われるという出来事がありました。その話を聞いてぞっとしましたが、お邪魔しているのは人間のほうでもあるので、自然と向き合うということはそういうリスクもあるのだな~と改めて感じる出来事でもありました。
サメは自然そのもので、恐れるべき存在でもあり、崇められる存在でもあるわけです。

このカードのテーマは、リーダーシップと欲望

自分自身のリーダーは自分なので、自由に泳ぎ回るサメのように、他人を気にすることなく自分の素直な気持ちに従って行動することが求められているときです。

「~~がしたい!」と感じたら即実行すること!もしそのあとに、「でも、~だから」という「でも」という言葉が出てきたら、それはあえて無視して、最初の「~がしたい!」という魂の声だけに従って行動を起こしてみてください。

とはいえ、無理することもありませんので、自分ができる範囲で実行してみることをお勧めします。小さな自分の欲望を満たしてあげることがとても大切なんです。

また、失敗を恐れる必要もありません。
そうそう、そういえば、「感情も老いる」という話を聞きました。
脳の加齢というのは前頭葉から始まっていき、その前頭葉というのは「感情、意欲、創造性」を司るらしいです。前頭葉が衰えていくと、柔軟性がなくなり、頑固になり、意欲が湧かなくなっていくのだとか。

だから、初めてやることを増やしてみたり、挑戦して失敗してみることも大切らしいのです。年を重ねるとある程度のことは予測ができてしまうのですが、あまり話したことがない人と話してみたり、知らない場所に行ってみたりすることは予測がつかないことが起きるので脳細胞が活性化するらしいのです。なので、脳を活性化するためにも、楽しそう!って感じたこと、たくさんチャレンジしてみてくださいね。些細なことで構わないようですよ。

また、人によっては情熱的な恋に突入していく人もいそうです。
恋することも女性ホルモンの分泌が増えるので前頭葉の老いに歯止めをかけるそうですよ。
何故だか、サメから脳(前頭葉)の話になってしまいました。

この新月も、新しいこと、楽しいことに積極的に関わっていく期間にしてみてくださいね。
あなたがたくさんの笑顔に囲まれるようお祈りしています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

We are all voyagers in life’s ocean.
われわれはみな人生という大海原の航海者
(日々是布哇-アロハ・スピリットを伝える言葉より・5月30日の言葉)

MAHALO☆白龍