ALOHA!
最近とても印象深い映画を観たのでご紹介しますね。
憧れのとても美しい人が好きだと言っていた映画。
映画のタイトルに魅力を感じて観てみたのですが、
美しい人が勧める映画も、やはり美しかったのです。
「君の名前で僕を呼んで」
原作はアンドレ・アシマンの同名小説らしいです。
ネタバレになるので、ここでは詳しくは書きませんが、
ザックリ説明すると17歳の少年と24歳の青年が恋に落ちる話です。
若い頃、友達とワクワクしながら観に行った「モーリス」を思い出しました。
登場人物も景色もとても美しく、性的描写もあるのですが、なんだか微笑ましさすら感じてしまう。これは私がすっかり大人になってしまったからなのか?
私がこの映画を観て感じたことは、
同性愛として描かれつつも、これって誰にでも起こり得る出来事なのかな~ということでした。
というのも、映画自体は1983年頃のことを描いているので、まだまだ世間一般では同性愛については大きな声では名乗り出られない時代なんですけど、17歳の少年のご両親は2人の関係を知っていて、理解を示している場面もあるからなんです。
よく不倫だと、「好きになってしまった人にたまたま奥さんが居た」なんてことを言ったりするじゃないですか、
同性愛も「好きになってしまった人がたまたま自分と同じ性だった。」ってだけなんじゃないかな~。
同性愛とか異性愛とか、そんなふうに分ける世界は終わって、「人間愛」の時代になっていくのかもしれないな~。
そんなふうに想ったのでした。
そして、題名にもなっている「愛する人を自分の名前で呼ぶ」ということの意味。
その場面はとても官能的でした。求めているものは愛する者との一体感なのかな。。。
世間に理解されないというせつなさがあるからこそ、物語がさらに美しさを増していたりもするのですが、
「時代がもう少し後だったら、、、。好きなものは好きと表立って言える世界がもうすぐ来るんだよ~。」と主人公達に教えてあげたい。
映画は小説の一部分だけらしく、この映画の中では語られていないことも多いので、小説が読みたくてよみたくてたまらない私。
映画はアマゾンプライムやアップルTVなどで視聴できますので、ご興味ありましたら是非、甘美な世界を堪能してみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでくださり感謝です。
あなたの笑顔がキラキラ輝きますように!
MAHALO☆白龍