A Course in Miracles・Lesson 97

1年ほど前から縁あって、両親に捧げる御線香を求めて、数ヶ月に一度浅草観音にお参りをしている。
御線香を購めると、一緒に浅草寺の小冊子もいただくのだが、それが奇跡のコースの学びにも通じていて、とても面白い。
今日は、天台宗の行法の骨格をなす「止観」についての記述を読んだ。
「止観」とは、周囲や外界から影響を受けて落ち着いていない心の動きを止めて精神を安定させ、正しい知恵によって対象を観察する実践法。
何か高度な悟りに至ってはじめて真理が顕現するのではなく、煩悩まみれのいまの現実こそ真理そのもので、何ら特別な状態ではなく、日常の自分の心そのものに向き合い、自分自身の心の働き自体をあるがままに観察することが大切であり、真理はどこにでも満ちている…とのこと。
今日の、奇跡のコースのアイデアは
「わたしはスピリットです」
この言葉を口に出した瞬間に、自分がエネルギーに満たされていくのを感じる。
すると、この後に続く、「スピリットであるわたしは…」というスピリットである状態を顕す言葉がスーッと自分の中に入ってきて、心地よく、元氣が出てきて、もっともっと、その言葉で自分を満たしたくなる。
わたしの言動、心の動き、常にこれを観ているのはスピリットであるわたし。自分自身の心が信頼できるよう、これからもワークを続けよう。