Monthly Card 2017年10月

神津島の海

Aloha!!
風が少し冷たくなり、虫の声もちらほら耳に入ってくる季節となりました。
「今年の夏は短かったなぁー」と歎く足はまだビーサンを履いているので、電車やバスでジロジロと見られる季節でもあります。
写真は先日東京の竹芝から新島に向かったものの波風が荒く新島には着岸できず、結局16時間半の大型客船の旅をすることになったときの客船の折り返し地点でもある神津島の港から見えた海の写真です。
ほんとに美しい海。
島で暮らすことの厳しさを少しだけ垣間見た&仲間が居ることのありがたさを噛みしめた旅でした。
また、船内での再会などミラクル連発の旅でもありました。
この出来事で思い出したのは、マナカードの33番のWA’A(ポリネシアンスタイルの双胴のカヌー)のカード。
最近、わたしの周りでは、ほんとにめまぐるしく色々な変化や信じがたいような嬉しい出来事、寂しいお別れ(それは本当はステキな旅立ちではあるのだけれど)が起きていて、この大型客船の出来事も大きな流れの一つなんですよね。
WA’Aは大きな変化の前にも現れるカードなので、これからみんなが変わっていくことの象徴をリアルに観せられた船旅だったんじゃないかな~と考えています。
そうそう、最近、なるほど~と思った考え方ですが…
「わたし(たち)に気付かせるために、この出来事が起こった。(神様が起こした)」ではなく、
  「出来事」というのはわたしたちの想いが起こしていることなので…
 「わたし(たち)はこんなことを起こしてしまったけれど、この経験はわたし(たち)への学びのチャンスに変換することができる。(神はそれを大いなる愛で見守ってくれている)」
 
↑↑↑ これが真実のようですよ。 信じるか信じないかはあなた次第です。

PU’OLO(包み)/解放

キャサリン・カラマ・ベッカー著 * ドヤ・ナーディン絵 * ホクラニ・インターナショナル刊

そして、今月のマナカード。
なんとまあ、先月と同じこのカードが飛び出しました。
PU’OLO(プーッオロ)
ハワイ語で「包み」
カードのテーマは「解放」です。
このカードに描かれているのは、亡くなった大切な人の死を嘆いている女性の姿です。
そして、このカードが意味しているものは解放なので、そろそろ、その悲しみから抜け出して、この洞穴から出る時間が来ていますよ~という意味が込められています。
最近、大切なものとのお別れがあった人にとっては、少しずつその気持ちを切り離す時期に差し掛かっているのでしょう。
そして、何かや誰かに執着している人にとっては、そこから自分を切り離して、もっと楽になりましょうよ~というサインでもあります。
誰かに何かを伝えたい人にとっては、今がその時ですよ~と伝えています。
愛の告白などには向いている時期でもあるのでしょうね。
自分の気持ちを素直に伝えてみてください。恋愛に限らずですけれどね。
例えば、それでふられたとしても、腑に落ちる何かを見つけることができるようなんですよね。
実は自分がその人に見ていたものの正体とかね。そして、解き放たれる。
今月は、思い切って何かをやめて、興味のある道に進む決心をして動きだす人も多くなります。
あとは、嫌いな人とか、一緒に居てモヤモヤとする人とは思い切って距離を置いてみてください。
ともかくも、10月はポジティブに行動を起こす月だということを意識して過ごしてみてくださいね。
では、Have A Great Month!! 最後まで読んでくれてありがとうございます。
MAHALO☆白龍

Monthly Card 2017年9月

PU’OLO(包み)/解放

キャサリン・カラマ・ベッカー著 * ドヤ・ナーディン絵 * ホクラニ・インターナショナル刊

Aloha!
とても涼しい9月の始まりの日となりました。
夏風邪こじらせたマスク姿のダメウーマンとしては、この涼しさはありがたいことでございます。
これも、まもなく地球に来てから半世紀を迎える前のデトックスなのか??
では、さっそく今月のカードでございます。
PU’OLO(プーッオロ) ハワイ語で「包み」を表し、カード自体には「解放」という意味をもたせています。
「解放」って言葉からすると、なんだか色々なことを吐き出してスッキリするのかなー なんてイメージもあると思いますが、このカードが教えてくれているのは、過去や他人の問題に注意を向けすぎないよう、いま自分が注意を向けなくてはならないものを大切にして、そうでないものを手放す…ということ。
つまり、自分自身に集中することが大切だということです。
とはいえ、自分のやりたいことだけをやって、自分以外のことはないがしろにして良いってことではないですよ。
ひとつ考えてみてください。
*あなたが他人に対して「非難しがちな性質とかポイント」ってなんでしょうか?
なんで、そんなこと聞くのか?
うん…それは、
他人の言動であなたが気に食わなかったり、非難しがちな性質やポイントというのは・・・あなた自身の癒されていない部分だからなんです。
それが何かをよく見つめてみる。ここは、ちょっとモヤッ~とします。
でも、自分がそういった感情をもっていることを認める。思い切って認めちゃう。
自分のイライラの原因は、自分自身に対する恐れや不安だったということなんですね。
それが、理解できれば手放すことができるのです。
つまり、それがここでいう「解放」であり、自分自身に集中することなのです。
そういえば、このPU’OLOのカードには、ハワイアンの霊についての考え方も描かれていますので、日本のこんな言葉を思いだしました。
「幽霊の正体見たり枯れ尾花」
幽霊に見えたものが、よく見ると枯れたススキの穂だった。
正体がわかってしまえば、それまで恐れていたことも案外たいしたことではないという意味。
不安や恐れなんかは、結構自分自身が創り出していることが多いので、人を責める前にまずわが身を振り返って見つめてみてくださいね。
人を責めるということは、つまり無意識で自分を責めて傷つけていることと等しいですから。
そろそろ、重荷おろしちゃいましょう。
そして、いつも思い出して欲しいのは、
「たとえ今の自分自身に自分が納得がいっていなくても、あなたはいつも完璧にあなたの人生を全うしているということ。どんな人間であろうとも宇宙から愛されているということ。そして、そばに居てくれる人たちはもちろんのこと、たとえ、はなればなれになろうとも、この世から肉体は消えようとも、常にすべてはあなたとひとつであなたに無条件の愛を送り続けていて、語りかければ必ずサインを返してくれるということ。」
こんなことです。どうぞ、風のやわらかさ、雲の形、雨の匂い、蝶の舞、植物のささやき…さまざまなことに敏感になってくださいね。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
今月もあなたの笑顔がみんなを明るく照らし出すことでしょう!
MAHALO☆白龍

解放感を味わうには、やっぱり海ですよ!

Monthly Card 2017年8月

PAHU(パフ・神聖な太鼓)

キャサリン・カラマ・ベッカー著 * ドヤ・ナーディン絵 * ホクラニ・インターナショナル刊

冷たいビールが美味しい季節になりました。
暑い日が続いていますが、夏、楽しんでますか?
わたしは何か不思議な感覚の中で毎日を過ごしています。
8月のマナカードは。このPAHUが出てきてくれました。
PAHUはフラを踊る時に鳴らす神聖な太鼓。
カードには、カフナと思われる人物がサメが潜む水辺で、このPAHUを叩いている様子が描かれています。それは何かを周りに知らせている姿とも捉えられるし、何かの始まりを告げているようにも見えます。
そして、このPAHUにあてられた「13」という数字。
これはタロットでは死神のカードの数字。
だからと言って不吉ということではなく、今、まさに起死回生のチャンスが訪れる…といった意味なのだと私には観えます。
そして、マナカードでは、儀式とタイミングというテーマが与えられていますから、何かの歯車が新しい物事に向かってグルンと動き出すタイミングでもあります。
これからの人生にとって重要な出来事が起こります。
大切な誰かに出会う人も居るでしょう。
氣づきを得て、今までとは全く違う道に進む人も増えます。
もちろん今までの努力が実り形になり始める人も居ます。
迷ったら、誰かに見られて立派な自分ではなく、自分が誇れる自分で在ることを選んで進んでいきましょう。
自分の感性を信じてください。
夏はお祭りも多いので、積極的に参加して、その土地の精霊たちに感謝を捧げ、また、帰省などの際には墓参りをし先祖への感謝も忘れずに。自分を正しい位置に戻してくれるのでオススメですよ。
8という数字は永遠を現し、八という漢字は末広がりを現します。
今月は、大いなるものの中で動かされている私たちが、この世の夢をタップリ味わえる濃密な日々になることでしょう。
最後まで読んでくれて、ありがとうございます。
夏をどん欲に楽しんでいきましょう!
MAHALO☆白龍

藤原新也さんの「沖ノ島」の写真展より
どおしても観たくなり最終日に会社早退して駆け込みました。

Monthly Card 2017年7月

PELE(ペレ)/火山の女神

キャサリン・カラマ・ベッカー著 * ドヤ・ナーディン絵 * ホクラニ・インターナショナル刊

KA WAI A KA PILILIKO(カ・ワイ・ア・カ・ピリリコ)/水に映し出された姿)

ALOHA!
早いもので今年も後半に入ってしまいましたね。
歳のせいもありますが、最近の時の流れの速さに驚きます。
今日は風が強くて海に出られず、久々に家でノンビリと過ごしていますが、
こうやって残りの人生も過ぎていくのかと思うと毎日を無為なものにしたくないと考えたりする反面、特別に何をしなくともエネルギーとして今ここに存在することこそが私達の人生の目的なのかもしれないとも思ったりもします。
最近は、もう何年も前に自分の中で思い描いていた映像のような生活をしたいな~なんて想いが募ってきて、もうじきそうなるのかもしれないなぁ~と感じると共に、また変化してしまう自分が怖いような氣持ちにもなっています。その怖さの感情はエゴが創り出しているフェイクなんですけどね。でも、海からは遠ざかりたくないな~
さて、今月のマナカードからのメッセージ…
今月は「火山の女神」でもある「PELE(ペレ)」が降臨です。
ハワイでは最も身近で愛されている神様の1人でもあるペレ。
彼女の激しさや変幻自在な姿は人々を魅了してやみません。
そして、とてもエネルギッシュです。
このカードには「隆起」というテーマが与えられています。
通常であれば、ボヤボヤしている暇はないから、
今すぐやりたいことをやりなさいよ!
ってな感じでお話することもできます。
このカードを観てそう受け取った方は、それでも良いと思います。
でも、今回わたしがこのカードから観じた印象は
「calm (静かな、おだやかな)」
When there is no cloud in your heart, your heart will be calm.
心に曇りなきときは心静かなり!
心を決めたならば、中心軸にとどまり、その時を待つ。
火山もたくさんのエネルギーを溜めて溜めて、その時を待ってドカーンですよね。
もちろん自分がドカーンといくためのエネルギーを溜めるには色々な努力が必要…なんて考えるのがこの世の仕組みのように思われているのですけれど、それって本当なのかな??
実はもうあなたの中にあって見つけてもらうのを待っている、自然にドカーンと行くのを待っている自然に蓄積されたエネルギーがあるんじゃないのかな。
でもね、そのドカーンなエネルギーって、自分の内側が滞っていると発揮できないようなんですよ。
そのためには自分がどんなことで滞っているかを知ることが大切なんですね。
ぜひ、下記のようなことが自分に思い当たるかたは、このタイミングでそこを見つめ直しておいてみてください。
自己否定・他者否定の気持ちが強い人→正義感にあふれている人、両親・兄弟姉妹・友達・仲間・恋人・メンターなどに強い気持ちを抱いていたり、すぐ反省をしてしまう人…などなど、そんな人はどこかで知らぬうちに人をジャッジしています。
わたし自身も、最近そういう気持ちが強いということを改めて見つめ直し、目からウロコ&涙ですよ。自分のこと、なんも判っとらんかった。
でも、人間ってどんな人もみんな、神様(この世を動かしている大いなる存在)が愛していないモノなど居ないんですって。
究極、どんな犯罪を犯した人だって、悪徳といわれている政治家だって、不倫をしている人だってそうらしいです。…うん、確かに神様はより好みはしないよね。そうじゃなきゃ、その人達を作らないだろうし。
誰かを責めている人は自分を責めています。自分を責めている人は他人を責めています。
みんな私達に氣づかせてくれるためのこの世の幻想でしかないそうです。
これが、最近のわたしの学びです。
今回、もう1枚ひいてみようと思って補助のカードをひいたのですが、それが「KA WAI A KA PILILIKO(カ・ワイ・ア・カ・ピリリコ)」これは11番目のカードなんですが、1と1が並んでますね。鏡のように姿を映し出す水面も描かれています。そして、そこに映し出されているのは美の象徴である金星(ヴィーナス)と受け容れる性質のある女性性を象徴する月。
これは、「わたし と あなた」を象徴しているカードです。
わたしはあなたを観て自分を知るのです。あなたはわたしを観て自分を知るのです。
すべてがそうやって繋がっています。
この世界に入ってしまったら「愛」でしか居られなくなりますね。
無私なるものになりたいもんです。「雨にも負けず…」の世界。
ということで、今月は「やることやって待て!」って感じです。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
今月はアッチコッチでドカーン、ドカーンが聞こえますように。
MAHALO☆白龍

光と影

Monthly Card 2017年6月

HULU(フル/羽根)

キャサリン・カラマ・ベッカー著 * ドヤ・ナーディン絵 * ホクラニ・インターナショナル

Aloha!早いものでもう6月なんですね。
いつも買い物に行くスーパーで梅が大胆に主張してくるもので、昨夜ははちみつの梅酒を作ってみました。出来上がりが楽しみ。そんな6月の始まりです。
では、早速、6月のカードとして現れたのは
HULU(羽)/イリュージョン
羽は現実を作っているのは自分だと教えてくれています。
ある物やある人に対して、自分の目が見ていること、それが現実だと人間は考えていますが、それは総て幻想。
そのもの、ありのままの姿は見ている人はとても少ないです。
自我の目で見たいように物事を捉え、判断している人は多いです。
ハワイの昔の言い伝えに、マウイだけが鳥を見ることができたというのがあります。それはマウイが半神半人だから。人間は鳥のさえずりや羽音をたまに聞くことはあっても姿を見ることはできませんでしたが、あることをキッカケにして、人間と鳥との間にあるベールをとり外したために人々は鳥の鮮やかな羽を称えることができるようになりました。
ほとんどの人が、ベールをとり外す前の人間達のような状況です。
羽は、人間と神を結びつけるものの象徴として現れました。
神というと恐れ多く抵抗がある人もいると思いますが、神=愛であり喜びだとしたら、ベールの向こうに行きたくはありませんか?
この6月は、愛や喜びが完全に自分の人生の中心となるための第1歩の月となります。また、自分の内側に潜むあらゆる可能性について考え行動を起こす時でもあります。
このカードには山が描かれていますが、ハワイ島のカフナがインタビューで、こんな言葉を言ってました。
「人は山の上に行くと自分が何者かが判る」
ひとつの考えだけにとらわれず、たくさんの角度から物事を感じ考えてみる。そして、視野を広くもつこと、今月はこれを意識してみてください。
そして、行動ありき! 今は自分の心からの願いが叶いやすい時期になりますので、どんどん行動を起こして行きましょう。羽根のように軽く、ふわりふわりと。
このメッセージは受け取った人が愛と喜びの中でこれからの日々を過ごせるように祈りをこめて書いています。必要な人の元へ届きますように。
最後まで読んでくれてありがとう。
MAHALO☆白龍

おまけ
先日の関西方面に行った際に最後に立ち寄った「サムハラ神社」
祀られているのは宇宙における森羅万象を創造された三柱。
天御中主大神、高皇産霊大神、神皇産霊大神
この不思議な4文字が身を護ってくれるのだそう。
サムハラはサンスクリットのシャンバラ(幸福の維持、平和)からきているとのこと。
シャンバラといえば母の葬儀の時に、この言葉がふと浮かび、母は肉体を離れても幸せなんだなーなんてことを感じたのを思い出した。人間は肉体ではなく霊なんだよね。

Monthly Card 2017年5月

六甲山中の花

越木岩神社(西宮)

布引の滝(新神戸)

Aloha!
GWに突入し、最初の土日はとても良いお天気に恵まれましたね。
みなさんは楽しく過ごしていますか?
私は、「ガイアの法則」の著者でもある千賀一生さんに時期を観てもらい、ここ数年で何度か淡路島を訪れているのですが、今年は4月末に淡路島入りをすると良いとのことで、GWに先駆けてお休みをいただいて関西方面へ出掛けてきました。
前回、生き損ねていた、六甲山の中のたくさんの磐座に御挨拶もでき、マナカードのワークショップなども開催していただき、たくさんの出会いに恵まれ、助けられ、たくさんの人の優しさに包まれて、たくさんの経験をしてきました。 
どうして人々はこんなにも温かいのだろうか…ほんとにほんとに心から感謝です。

’Ano’Ano(種)・意思

キャサリン・カラマ・ベッカー著 * ドヤ・ナーディン絵 * ホクラニ・インターナショナル刊

石屋神社(淡路島)

そして、今月、このページを読んでくださる方々へのマナカードからのメッセージです。
飛び出てきたのは、「’Ano’Ano(アノアノ)」
ハワイ語では「種」を現し、カードに与えられたテーマは「意思」。
このカードはマナカードの中に5枚ある上下カードの一つでもあります。
上下カードは「良い・悪い」で判断するためにあるのではなく、同じアイテムでも視点をどこに置くかで物事が変わるということの象徴でもあります。
今回は、ヒョウタンが下向きなので、ヒョウタンから思い切り飛び出た種は、おかまいなく下のイソギンチャクに降り注いでいます。
これは、「受け身で居なさいよ。」という意味です。
だから、今月は自分が決めつけている特定の結果を追い求めることは得策ではない、とカードが伝えてくれています。
ただし、ただ、「のんべんだらり~」と待っていなさい。という意味でもありません。
無理やり動くよりは、「最高の可能性を信じて、そのチャンスが来たときにしっかりと受け容れられるよう、自分の源に繋がっていましょう。」ということです。
それじゃ、「自分の源」ってなんでしょうか?
私は、人それぞれ違うんじゃないかな…って考えています。
私の場合は、自分の良心。そして、自分が心から笑っていられる状態。
影がひとつもない状態なんじゃないかな~って今は考えています。
みなさんも、「自分の源は何か?」…と、
静かな場所で目を閉じて、数分間…自分に問いかけてみてください。
ビジョンなり、音なり、言葉なり、ふわっと自分の中に湧きあがったものこそが
「自分の源」なんだと思いますよ~是非試してみてくださいね。
また、このカードは44番で、44枚あるマナカードの中で最後のカードでもありますよね。
だから、このカードで一つのサイクルが終わり、また次のサイクルに入っていくことの暗示でもあります。
そして、「4」という数字はハワイアンにとって聖なる数字。そう、とてもパワフルなのですよ。
また、たくさんの可能性を秘めた暗闇の中に輝く種。
とても強く、しなやかに、その種の光をそっと受け取ってみてくださいね。
おそらく今月は今までに経験したことがないような新しい出会いや、新しい展開が期待できる月となるでしょう。
あと、誰かが今まで秘めていた氣持ちがふっと明らかになったり、妊娠のニュースなども耳にするのが増える時期にもなりそうです。

石鎚山(愛媛)

北山巨石群(西宮)

六甲山比命大善神

いつでも新しいものが入ってきても受け容れられるよう、身体的にも精神的にも物質的にも柔軟に、そして余裕ある対応ができるように、自分を調えておきましょう。
今月もあなたが周りのみんなの光で在りますように!
MAHALO☆白龍

Monthly Card 2017年4月

Aloha!
まだまだ寒いですが、花もたくさん咲いて春は確実に訪れているようですね。
私は相変わらずバタバタしていて、4月に入ったことには氣づいていたものの、今月のカードをひくことをすっかり忘れていました。
もう少し余裕をもって、あらゆることに向き合いたいなーなんて考えるこの頃です。

MAMALAHOE(ママラホエ・折れた櫂)/同情

キャサリン・カラマ・ベッカー著 * ドヤ・ナーディン絵 * ホクラニ・インターナショナル刊

さて、では今月はどんなことに氣持ちを向けていけばよいのでしょうか?
でたのは、MAMALAHOE(マーマラホエ))
ハワイ語で折れた櫂(パドル)を現し、同情というテーマが与えられています。
マーマラホエ・カナヴァイというカメハメハ1世によって公布されたハワイの法律では、「強い者も時には弱い立場になることがあり、すべての人には恐れや不当な攻撃の危険から解放される権利がある」とされています。
その象徴となっているのが、戦いの際に穴にはまって身動きのできないカメハメハ(弱者)を敵方の漁師(強者)が叩いて折れた櫂。
その後、カメハメハはハワイを統制し王様(強者)になるわけですが、自分を叩いた漁師(弱者)に再会した時に、王様ですからその漁師に罰を与えることもできたのですが、漁師をゆるし見逃したという話からこの法律はきています。
「ゆるし」…これが今月のテーマです。
あなたには許せない人や物事がありますか?
今月は、そういった過去の出来事に捕らわれている自分と向き合い、解き放つ月になります。
独りになり、自分の心の内側に目を向けてみてください。
そうすることで氣づくはずです。
あなたが許せないのは、外側に観ている、あなた自身だということが。
そもそも、ゆるすということは、人や物事を善悪として区別している自分の判断があることから起きています。
この世はすべて幻で、人は自分の観たいように世の中を観ています。
それならば、自分を幸せに導くように世の中を見てみませんか?
戦いは正義感から生まれます。
そこに真の幸せは訪れません。
心は許しで癒されます。
そこに幸せは宿ります。
そうすれば心は軽くなり、様々なものが流れ始めるでしょう。
あと、何か迷っているものがある方は「GO」サインでてます。
では、今月も笑顔の日が1日も多くありますように!
MAHALO☆白龍

Monthly Card 2017年3月

長谷観音ミュージアム

桜なのかな?

鎌倉大仏

Aloha!!
春の氣配を感じる頃となりました。
花粉も飛び始めて、出すもの出しちゃおうぜーみたいな浄化の季節です。
2月はみなさん美しいものにたくさん出会えましたか?
わたしは大好きな人達に15年ぶりに再会したり、新しく楽しい出会いがあったり、今一緒に居る人達の内側に光を見出したり、日々たくさんのギフトを受け取りました。
もっともっとたくさん受け取っても良いみたいなので、引き続き受け取り許可を自分に発令中です。

Pueo(ふくろう)/導き

キャサリン・カラマ・ベッカー著 * ドヤ・ナーディン絵 * ホクラニ・インターナショナル刊

さて、3月のマナカードからのメッセージです。
現れたPueo(プエオ/ふくろう)が教えてくれているのは
日常にある「サインに更に敏感になって!」ということ。
ふと目に留まるもの
ふと思い浮かべた行動
ふと頭をよぎった人物
思い出した出来事
読んでる本の一文
聴いてる歌のフレーズ
ある人のさりげない一言
風の動き
雲の形
鳥の飛び方
太陽の輝き
土の感触…などなど
あなたの悩みや迷いに対するヒントは、様々な形として現れます。
なにか氣になることがあったら、そのサインが今何故目の前に現れたのか考えてみるとよいでしょう。
サインはさりげなく現れます。何度も同じサインが繰り返されるようなら注意が必要です。
すべては、この瞬間にあなたを活かすために現れますので、サインを感じたら、よく考えてみる…
そして、進むもよし、撤退するもよし。
また、サインを受け取ることで、あなたは自分がいかにたくさんのものと確かに繋がっているかということ、そして、すべてが既に自分に在ることに氣付くでしょう。
あなたは一人ではありません。
それにあらためて氣付き感謝を捧げる時でもあります。
昼も夜も、明るくても暗くても、ポジティブでもネガテイブでも。
あなたはあなた。
人間は、明るさと暗さの両方を合わせもち、そのバランスの中で生きています。
自分、そして、関わる人々のそんな表も裏もマルッと知り、愛おしむ、そんなことも感じる月になるのかもしれません。
地球での時間を楽しみましょう。
今月もたくさんの笑顔が溢れますように。
MAHALO☆白龍

Monthly Card 2017年2月

134号線からの富士山*茅ヶ崎

爪木崎の海の色(Mahalo!Midori)

愛として生きる学び

Aloha!!
ピリッと冷たい空氣の中で景色もクリアに観える季節、楽しんでますか?
わたしは仕事が繁忙期に入り、残業や休日出勤に追われ、また、親戚との別れや自分のミス、悪天候などでこの3週間ほど海に出られない生活をしていますが、そんな中で新しい学びも始め、充実した日々でもあります。
土曜日は、いよいよ立春ですね。
立春の日に玄関に「立春大吉」というお札を貼るのを知ってますか?
これは、こんな言い伝えから。
立春大吉のお札が貼られている門から入った鬼が、門を振り返ったら、また立春大吉のお札が目に入り、(縦書きにすると左右対称で表からも裏からも同じように見えることから)「まだ門をくぐっていなかったか」と勘違いして外へ出て行ってしまった…だから、立春大吉の御札を貼っていると、一年を無事に過ごすことができる。
ということらしいです。
貼り方は、玄関の表側なら向かって右側、玄関の内側であれば左右のどちらか、いずれも目線の位置、目に入りやすい高さ。
我が家にもメモで貼ってあるのですが、出かける時に目に留まり、安心して自宅を出る御守りになっています。 ぜひ、お試しくださいね。

LAKA(ラカ/フラの女神)

キャサリン・カラマ・ベッカー著 * ドヤ・ナーディン絵 * ホクラニ・インターナショナル刊

そして、2月を彩るカードは「LAKA(ラカ)」
LAKAはフラの女神で、マナカードでは『インスピレーション』というテーマが与えられています。
今月は、あなたが美しいと思うもの、美味しいと感じるもの、愛しいと想うものたちにドンドン触れていきましょう。
自然溢れる場所で遊んだり、ノンビリしたり、美術館に出かけたり、お氣に入りのレストランで食事をしたり、大好きなアーティストのライブに出かけたり。
そんな時間はないよーという人は、フラワーエッセンスやアロマテラピーを生活の中に取り入れたり、観葉植物や天然石を部屋に飾ってみるのも良いかもしれません。
今月あなたが眼にする愛すべきものたちは、全てあなたの内側に内在する、あなたの美しさ、あなたの愛の象徴です。
あなた自身の内面の素晴らしさに氣づくことで、あなたはどんどん自分らしさを取り戻します。
今は、そんなタイミングです。
また、浄化も起こりやすい時期なので、体調崩したり、精神的にキツいことがあっても、必要以上に深刻になりすぎないように。 そんな時は、とにかく焦らずにノンビリするよう心がけてください。
では、今月も笑顔溢れる日々を!
MAHALO☆白龍

Monthly Card 2017年1月

虹と蕾…幸せの予感

2017初日の出

2017元旦赤富士

ALOHA!!&あけましておめでとうございます。
昨年中は大変お世話になり、ありがとうございました。
今年もよろしくお願いします。
地球の回転が早まってるんじゃないかっていうぐらい昨年もあっという間に過ぎていきましたが、自分なりに充実した年になりました。
で、今年はいつものパターンから少し外れてみようと年末年始は仙人のように暮らしています。そのおかげで、普段おろそかにしていた場所の掃除を丁寧にしてみたり、久々にアイリッシュハープにも触れることができたり、瞑想する時間をゆっくり持てたりしています。
そこで自分を見直して思いついたことが1つあるのですが、今まで私が口に出していた私の目標のような事柄はホントに自分自身の目標なのかどうか?という疑問です。
ということで、今年はその疑問への答えを見つけて、自分のシナリオを書きかえて行こうと思ってます。それによって、わたしはまた別人みたいになってしまったり、また何処かに飛び出して行ってしまったりして、、、驚く人も居るのかもしれんし、、、ま、なるようになるんだろうな。

MANO(マノー)/サメ

KANE(カーネ)/創造の神

キャサリン・カラマ・ベッカー著 * ドヤ・ナーディン絵 * ホクラニ・インターナショナル刊

さて、まず簡単に、2017年についてのメッセージ。
でたのは、「MANO(マノー)/サメ」です。
マナカードには5枚だけ上下に意味をもたせたカードが存在するのだけれど、これは赤いサンゴが上のパターンの鮫のカード。
鮫はハワイでは最強のアウマクア(守り神)。
赤いサンゴが上に出たときのキーワードは、リーダーシップなんだけれど、これは自分の思い通りに事を進めて大丈夫。積極的にGO!の意味です。
欲出しすぎることもなく、控えめすぎることもなく、このまま進みなさい!
カードはそのように伝えてくれています。
赤いサンゴは、勇氣や命、強さ…なんかも意味します。
赤ちゃん産んだり、結婚したり、作品やアイディアをうみだしたり、何かをスタートするにも良い年ですよ。
で、そんな年の1月はどんな月?ってなことなんだけど、
でたのは、「KANE(カーネ)/創造の神」です。
KANE(カーネ)は、ハワイの最高神でもある生命の神様であり、創造の神様。
MANOで産み出すって書いたけれど、この1月がとても大切なのね。
1っていう数字も始まりを現すもんだから、この1月からイキナリ始まってしまうわけですよ。
この流れは、きっと秋頃から来ていて、変わりたい…って人がきっと今、とても多いと思うのね。
その変わるのが、今みたいなんだよね。
創造は想像から始まるので、自分がなりたい自分とか、憧れの人とか、憧れの生活とか、こうなったら良いなーとか、どんどん妄想を膨らませると良いと思います。 なんとなく、こうなったら良いなぁーなんて想ったことのほうが叶う氣がします。
自分のやりたいことがハッキリしているのであれば、毎日少しずつでも、そこに近づくための歩みを進めてくださいね。タメになるとか、勉強になるとか、じゃなくて、これやったら楽しいかも…みたいな感じで進むと良いでしょう。
あとはね、過去に諦めたことや、幼い時にやりたかったことを、またやり始める人もいるみたいですよ。
「無邪氣」「素直」
こんな言葉がチカラをくれます。
では、今月も心から笑える瞬間がたくさんありますように。
最後まで読んでくれて、ありがとうございます。
MAHALO☆白龍